生命保険の場合、よく陥りやすい罠がある。

それは、、



この保険入ってて病気したらめっちゃ沢山お金入る!



と、病気したら儲かるという感覚だ。


この感覚に陥りやすいというのはよくわかる。


ただ、本質的なことであるが、



「別に保険は儲けるために入るのではない」



ということだ。



もし大病したら治療やら何やらでものすごくお金がかかってしまう、、


そうなったときに困らないように皆でお金を出し合って、大病した場合にはそこからお金を賄ってあげよう。


というのが本来の保険の意味である。



ただ、あーなった場合はまとまってこんなに沢山お金がもらえますよ!

とか、

入院しただけで数十万円一気にお金がもらえます!

とか、一見とても良く聞こえるセールストークをそんじょそこらで聞く。



たしかにそうなったら治療費以上の保険金を得ることができるかもしれないが、当然ながら



毎月の保険料も大きい



のである。



沢山のお金をもらうためには沢山お金を払わなければならない。


個体差はあるが、そもそも入院や手術というのはそんなに頻繁にあるものではない。


そこそこの年齢になっても一度も経験したことが無い人も多いと思う。


そう、統計的に見ると保険を使う確率は極めて低い。


特に医療保険に多いのだが、結局のところ



貰った分より払った保険料のが大きくなってしまう人がほとんどである。



沢山保険料を払ってくれたほうが営業マンとしては手数料が多くもらえるので、こういった耳障りの良いセールストークをし、まんまとそれがお得だと思って加入してしまう人があまりにも多い。



もし、病気してしまった場合の費用は保険から全部出たら嬉しいだろうが、経済的に困らないぐらい出ればオッケーとした方が本来の保険の使い方だと思う。



そうしないと、結局毎月に保険に払う支出が大きくなるだけでになってしまうだけになるので、是非冷静に必要な分だけ入るよう心がけてほしい。