今回利用したホテルはお風呂がユニットバスではなくて強羅温泉の時のような広い部屋風呂でした。

ゆったり汗を流せて大満足♡


2日目は兼ねてよりずっと行きたかった比叡山延暦寺へ朝早く向かいました。

曇り空だった為、朝は地上も30℃くらい。

比叡山に至っては25℃でした。

湿度は高かったのですが涼しい✌️




比叡山は多くの名僧が修行に身を寄せた場所

滋賀県と京都の県境に位置しています。

延暦寺というお寺が存在するのではなく、山全体が延暦寺なのだそう。

世界文化遺産 天台宗総本山 比叡山延暦寺 です。


最澄が悟りを開き後の名僧たちに脈々と日本仏教が受継がれてきたのです←教科書で習ったのでそんなの知ってるわね💦

でもね、知らない事がたくさんありましたよ!

実は最澄が延暦寺を開く前に、あの聖徳太子が比叡山を訪れていたんですっておいで

先見の明を持って比叡山を訪れた聖徳太子、持っていた椿の杖を山に刺したら抜けなくなってしまいそのまま下山。

その椿の杖がやがて木となりどんどん大きく育って『椿堂』が建立されたそうです。

最澄が悟りを開いた延暦寺へやっと訪れるこてができた今回のこの日、なんと!最澄が生まれた日だったのです👶

何かのご縁⁉️


延暦寺には廻方があって、先ずは総本堂である根本中堂(東塔)→西塔→横川と足を運ぶといいらしい。

何故なら、御本尊はそれぞれ阿弥陀如来様、お釈迦様、菩薩様がお祀りされていますが、東塔エリアの阿弥陀如来薬師如来様現在のお願いを叶えてくれる仏様、西塔エリアには唯一生身の身体を持つお釈迦様がお祀りされているので過去、横川エリアに聖観世音菩薩様がお祀りされていますがご心体は西塔エリアの浄土院におられるそうで、こちらで未来のお願いを叶えてくださるとのこと。

なので、お釈迦様の前で将来のお願いをしても、お釈迦様的には「にやりイヤイヤイヤイヤ...」となるそうですよ!

現在→過去→未来とお参りするといいそうです。


延暦寺創設以来絶えることなく僧侶たちが最澄の「一隅を照らす」という精神を護り、1200年以上灯し続けている『不滅の法灯』や、年末の『ゆく年くる年』で108回つく除夜の鐘、阿弥陀如来(現在)と普賢菩薩(未来)を弁慶が廊下を天秤棒にして御堂を担ったという由来のあるにない堂などあります。

再建には徳川家光や豊臣秀吉なども関わっている由緒ある延暦寺のお堂の数々、見どころ満載です。

各お堂への道脇には延暦寺で修行した教科書に出てくる法華経の代表的名僧たちの生涯が、漫画のような絵本のようなパネルになって繋がれています。


最澄は延暦寺にお墓を造ることを許さなかったので、納骨は高野山の方に集中したそうです。

お墓があるお寺は裕福ですが、延暦寺にはお墓が無いのでお金が無い!

と説明してくださったお寺の住職さんがお話されたので、お賽銭いつもよりは少し多くさせていただきました。


とても広くて時間を気にしながら廻っても6時間くらい要してしまい、延暦寺の門前町を歩くとか少しホテル側に戻って紫式部ゆかりの石川寺とかに行く予定も叶わず。


とても2泊3日では見きれていないので、季節がいい時に5泊くらいしてゆっくり歴史巡りをしたいです。

精進料理もとても美味しかったですチョキ