ひるなかの流星 | Nevermind

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生きているということは、それだけで価値がある。
明日があるということだからな。
~レイ・ザ・バレル~

GWは9連休


夜一人暇だったので


ずっと気になっていた「ひるなかの流星」をAmazonprimeで観てみました。





田舎から出てきた女子高生のすずめが、学校の担任獅子尾先生に恋をします。


そしてクラスメイトで隣の席に座る馬村くんも、明るく元気なすずめちゃんに恋をする。


すずめの先生への想いに気付きながらも、馬村くんはすずめに告白し・・・


というお話。


馬村くんがすずめに、


「俺のこと好きになればいいのに・・・」


と呟くその姿、とても切なくなりました。



実は、高校の時にほぼ同じ経験をしました。


予備校に通い、たまたま特別講習で一緒になった他校のHさんに一目惚れ。


周りの友人たちのプッシュもあり、帰りの電車で話しかけに行き、友達になりました。


正直、名門バスケ部のスタメンで結構キャーキャー言われていたので、女には困ったことなかったのですが(笑)


こんな風に自分から行動するの、初めてでした。


数日後、予備校の自習室で勉強していると、窓の外からHさんと数名の女子がこちらを見てキャーキャー騒いでいる滝汗


「あの人が電車で声かけてきたの?」


「どこの高校?」


「けっこうかっこいいんじゃない?」


「Hちゃん、付き合っちゃいなよ~」


と自習室の中まで丸聞こえ😅


近くにいたバスケ部の仲間達も爆笑


すんげー恥ずかしい思いをしたのを覚えています(笑)


それから、メールしたり、電話したり、予備校で休憩中にしゃべったり、たまにだけど一緒に帰ったり、なんとか仲良くなることができました。


しかし、仲良くなってわかってきたのが、Hさんは同じ予備校の英語の先生に片想いしているということ。


予備校終わったあとや、休み時間もしょっちゅう先生に話し掛けに行っていて、傍から見ても、先生に恋しているのはわかりました。


そんなある日、同じ予備校に通うHさんの親友Aさんに話があると呼び出されました。


Hさんはずっと英語の先生に恋してること。


でも、相手は20歳も歳上の先生だし、その先生は生徒に手を出す(暴力ではなく)ので有名で、親友として快く思っていないということ。


Hさんは俺と仲良くなってから、いつも俺の話をするようになり、恋心が芽生え始めているということ。


でも、先生も諦めきれず、悩んでいるということ。


俺の力で、Hさんを健全な道に導いてほしいということ


そんな話を聞かされました。


なんとなく気づいていたけど、先生が好きだと聞かされたときはすごくショックで落ち込みました。


当時、18歳の私たち。


相手の先生は38歳、生徒に手を出すロリコンじじぃゲロー


そんな先生に恋するHさん。


自分は思いきって、彼女に告白しました。


しかし返事は、


「叶わぬ恋とわかっているけど、先生が諦めきれなくて・・・少し考えさせてください」


と。


その時に、馬村くんとおんなじセリフ言ったんですよね。


「俺のこと好きになればいいのに・・・」


って。


映画の宣伝を見ていた時、自分の高校三年の時とほぼ同じようなシチュエーションだったので、とてもビックリしました。


だから、ずっと気になっていて、一度見てみたかった。


話は私の高校時代に戻って、このあと私は、Hさんの誕生日にもう一度告白し、付き合うことになりました。


先生にも、Hさんと付き合い始めたことをさりげなく伝えました。


一緒に帰るところを見せつけたり。


たぶん、ちゃんと先生と彼女の距離を離しておかないと、また彼女の気持ちが戻るのが怖かったんでしょう。


そして最後は・・・


受験終わって彼女が第一志望に落ちたとき、先生がHさんを車で迎えにいき。


そのままHさんを慰め、愛の告白。


先生、私とHさんが付き合っているのを知っているのに・・・です


私は付き合っていたので、当然止めましたが。


彼女は先生に着いていきました。


彼女の最後の捨て台詞は、


「先生の方がやっぱり頼り甲斐あるし・・・」


38歳のおっさんと、18歳の私を頼り甲斐で比べちゃダメでしょう(涙)


好きだった彼女に裏切られ・・・


信じるべき先生にも裏切られ・・・


その後私はしばらく人間不振になりました。


半分自暴自棄にもなり、女の子と真剣に付き合うのはやめて、合コンなりなんなり遊びまくりました。


付き合うと、また裏切られるのが怖かったし。


そんな中、いまの奥さんに出会い。


この人なら信頼できる。


ずっと一緒に居たい。


心からそう思うことができ、付き合い、結婚することができました。


いま思えば、あの時、あんな女と続かなくてほんと良かった(笑)


映画のほうですが、私の高校時代と同じく、すずめちゃんと馬村くんが付き合います。


しかし、先生への想いが断ち切れていないすずめちゃん。


そんなすずめちゃんを想い続ける馬村くん。


そんなすずめちゃんに告白する獅子尾先生。


ここまで、私と全く同じ😱


そして最後は・・・


ここからは、ご自身の目でお確かめください(笑)


ほんと、俺の話を映画にしたんじゃないかというぐらい、色々シンクロしたお話でした。


すずめちゃんを演じた永野芽郁ちゃんも素朴な感じでかわいかったし、先生を演じた三浦翔平さん、馬村を演じた白濱亜嵐さんもめっちゃかっこよかった。


久々に胸がキュンキュンした映画でした。


楽しかった。



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「いつか見た昼の流れ星は

 キラキラ輝いてすごく綺麗だった。

 でも星ってほんとはずっと空にあって

 いつもそこにいてくれる。

 私が見つけたのは

 そんな昼中の星だった流れ星

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