「勝つしかない」北関東ダービーだったけど、結果は0-0の引き分け。

 

まあ、想定の範囲内だったので、わりと受け止めている感じ。試合終了後のクルヴァもそんな感じだったように思う。

 

内容については正直あんまり触れなくても良いかな。明らかに群馬よりはいいサッカーしてたので、ほんとに結果が出ないだけだと思う。下手に変えようとせずにやり続けて欲しい。

 

今回はサポーター仲間と群馬まで行ったので色々と話をした。

 

ほんとはダービーとか関係なく、自分の実力を発揮できるのが選手としては一番良くて、逆にダービーになると普段以上の力を発揮するのもそれはそれでよいよねと。

 

まあ、北関東ダービーなんて作られたダービーで、サポーター中心に文化を作って来たと思うんだけど、そろそろ曲がり角に来たのかなあなんても思う。

 

サポーターは煽れるだけ煽って、選手のやる気を鼓舞するスタイルを取って来たわけだけど、近年はそれが悪い方向に向かってないかなと。結果が出てないのでそう感じられるだけかもしれないけど、チームが必要以上に意識することで、プレッシャーかかったりして本来の実力が発揮できなくなっているのではないかと思ってさ。

 

良く開幕戦や昇格・残留のかかる試合で、「42分の1に過ぎない」なんて言い方をして、過度なプレッシャーがかからないようにコメントする監督や選手いると思うんだけど、それと似たようなもんで、良くも悪くもダービーの文化がある程度醸成されてきた現状では、「北関東ダービーも普段通りに戦う」みたいなフェーズに入って来たのかなと。

 

これは喜ばしいことではあるんだけど、同時に悩ましい問題でもあるね笑

 

20年以上もサポーターやってると、こう言う時代の転換点に居合わせるのが至上の喜びだったりするわけなんだが。

 

 

ふと思ったのは、サポーターってカスハラなんかなあって。でもよくよく考えたら本質が違うかとも思う。逆に言うとカスハラになってはダメだなと。

 

基本的にはクラブに良くなってもらいたいから苦言も呈するわけでさ、それはカスハラじゃないんだけど、たまに自分の勝手な想いものせちゃう時あるよね。それって、ちょっとカスハラに似てきちゃう。

 

その辺の線引きはすごくあいまいなので、それぞれが考えて発言すりゃ良いとは思う。ただ、他人への強要はやめた方が良いね。サポーターはこうあるべきだみたいな。

 

とは言え、これからも自分の想いも乗せて声を出し続けると思う。その想いがクラブのためであれば良いかなと俺は思う。

 

誤解しないで欲しいのは、「クラブのためであれば良い」と思うのは俺の考えなわけで、そこは声を出す人がそれぞれ違う考えを持ってて良いと思う。

 

ストレス発散でも良いし、自分のためでももちろん良い。金払って試合観ている以上、プロの興行なんだから、本来どんな楽しみ方したって良いはず。(公序良俗に反するのはダメね)

 

一つだけ知っておいて欲しいのは、そんなたくさんの想いを抱えていることこそが、水戸ホーリーホックの価値なんだという事。

 

今後も俺たちの人生を捧げるだけの価値あるクラブであり続けて欲しいね。

 

と言うわけで、100年の恋も冷めないうちに、栃木には勝とうね笑