Ｆ１の優勝の表彰台で大きなボトルから噴出す泡の
シャンパンシャワーをＴＶで見た方も多いと思いますが、
あのシャンパンのメゾンがどこかご存知ですか？
「マム」というエチケットに、赤いリボンが描かれているメゾンの物。
様々な芸術家に愛され、映画のシーンにも登場しています。
有名なのは、「君の瞳に乾杯」と、ハンフリーボガードの名台詞と共に
「カサブランカ」にも。
次に映画と言えば、
カンヌ映画祭の公式シャンパンの「パイパー・エドシック」
マリリンモンローが
「毎晩、シャンパンのお風呂に入っているの」と愛飲され、
古くはマリーアントワネットにも愛されたことで有名です。
レッドカーペットみたいな真紅のエチケット（ラベル）です。
次に、ルイ・ロデレール社が誇る「クリスタル」は、
透明なボトルに入ったシャンパンで、
名前の由来は、ロシアの皇帝の為に、
バカラのクリスタルで造られた特別なもので人気が高いです。
次は、
女性に人気の黄色い可愛いエチケットで有名な「ヴーヴ・クリコ」は、
クリコ未亡人（ヴーヴ）という名の通り
マダムヴーヴは結婚後４年で未亡人になり、
夫の遺志を継ぎ、このメゾンの販売数を
５万本から３００万本に増やした辣腕の経営者です。
又、それまでは「濁ったシャンパン」だったのを、
デゴルジュマンという方法で、瓶内の「発酵後の滓（おり）」を
口元に集め取り除き、今のような透明な飲み物に変えてくれたのも
彼女です。
ご紹介し切れないほど、世の中には、素晴らしいシャンパンや
それにまつわるエピソードが、山のように有りますが、
最後に、誰もが一度は名前も聞き、飲みもしたことがある「ドンぺリ」こと
「ドン・ペリニヨン」は、モエ・エ・シャンドン社のプレステージ・シャンパーニュ。
（そのメゾンの最高級のシャンパン）の名前です。
このメゾンは、ルイ１５世の寵妃ポンパドール婦人にも愛され、
社交界で貴族達に飲まれ続けてきましたし、
ナポレオンも戦地に行く前には、このメゾンに立ち寄ったそうです。
ナポレオンの「シャンパーニュは、戦に勝利した時には飲む価値が有り、
負けた時には飲む必要が有る」という有名な言葉通り
昔から現代まで、世界中のあらゆる場面や
様々なセレブに愛し続けて来られた「泡」は、
今も丁寧にそれぞれのメゾンで伝統の味が守られています。
是非、今夜！「君の瞳に乾杯☆」と、意中の相手に言わせてみてください。
その時に、微笑むあなたの前にあるグラスの中で、
立ち昇る一筋の絹糸のような「泡」の弾ける音は
「天使の拍手」とも言います。
皆さんの幸せと成功を祈って
「乾～杯☆」「パチパチパチ♪」
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