JALのおはなし。 | どっかの生主でどっかの配信者コイング福島(キモヲタ♀)の私生活、ときどき、配信予告

お久しぶり更新になりました。


えと、タイトルの通りなんですが、ふと思い出したので書きます。

ふと思い出したとありますが、個人的にはかなり良い思い出となって現在に至っていますので、若干の脳内補正があるやもしれまん。ご了承ください(笑)



私はアイドルのキオモヲタとして、ライブなどに当選すると東京大阪名古屋などへすぐ遠征するんですが
JALなんて滅多に乗ることなんてありません。よくてスカイマークというところでした。


しかしそんな中、高校3年生のある日お父さんにアイドルヲタクであることがバレてしまいました


するとお父さんは自分のJALマイレージカードを渡してこう言いました




「お前一回JAL乗ってみろ。」と。






あまり乗り気ではなかったのですが、一度きりの贅沢と割り切りついに高校3年生の春休みにJALに乗ることとなりました








その日の旅行日程は



朝から学校⇒早退⇒空港直行⇒夜ライブ





というものでした。稀に見るハードさです。





学校に普段持って言ってるリュックの中にヲタTを詰め、飛行機に乗り込みました。











一泊する予定でしたのでリュックの中はまあまあパンパンでした







JALの機内は広々していて荷物棚が若干高めに設定されています




私は荷物棚にリュックをあげようとしましたが余裕で届きません


すると後ろから細い腕とともにいい香りがしてきました



そう





C A 様 ですね







私は恐縮しつつも感謝し、座席に腰を下ろしました



するとその瞬間横からスッ・・・と、そりゃぁもうさりげなく嫌味なくタイミングもバッッチリでスッ・・・と
目線を合わせて笑顔で「ブランケット(ひざかけ)はいかがですか?」とさっきと同じ人が声をかけてくれました





私は挙動不審にならないように気をつけつつそれを受け取りひざに














さぁ、離陸です













離陸直後には私は朝からの学校がたたって眠りについていました








30分後くらいでしょうか、私はふと目が覚めたので持ってきていた本を読むことにしました




読書の最中にガラガラ(飲み物)がやってきました





私はアップルジュースを頼み、本を傍らへ



するとそのガラガラを引いているのはさっきのCA様でした




CA様、私にアップルジュースを手渡す瞬間に





もうものすごくやさしい笑顔でいやほんと聖母様レベルの笑顔でガイアの夜明けとかに出演できるんじゃないかってくらいの模範的な笑顔で






「とてもかわいいブックカバーですね」と








まぁ確かに私のブックカバーはかわいいです
若干和風というんでしょうか、猫柄なのですが私自身それはとても気に入ってるものでした






そんなこと言われちゃった私はもうあqwsでrtgyふじこという状態になってしまい

「ああああありがとうtごいsdfざいますdfjr」ととりあえずお礼を言うことに成功


するとCA様ぶっこんできます
「今回は東京へはお受験ですか?」と問われ「」となる私


「りょ・・・ま、あぁ、じゅ、じゅじゅけんみたいな、、、はい・・・あはは」と全力で目を泳がせながらいう私

当時の自分の姿ほど客観視したくないなと思ったことはありません



しかしCA様、そんな私にすら笑顔で「そうだったんですね。」とちゃんと返してくれました




アップルジュースを瞬時に飲み干してゴミを捨てて、まだまだ疲れが残っていたんでしょう
本を読みながら指を栞がわりにいつの間にか寝ていました








そして着陸の衝撃で起きた私は自分の手元を見て、本がなくなっていることに気づきました



そして正面を見た瞬間、ポケット(?)に自分の本を発見した私は驚きました







読みかけて指を挟んでいたページにポストカードのようなものがはさまれていたのです




それは搭乗直後からたくさん話しかけてくれたCA様からのメッセージカードでした




「新千歳-東京間の空の旅はいかがでしたか?」
「お受験お疲れ様でございました」
「また機内でお会い出来ることを楽しみにしております」


要約するとこんな感じです





もうなんとも言えないほっこり感に包まれ、私は飛行機をあとにし東京へ降り立ちました





そのポストカードは今でも大事にとってあります。