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抜け殻

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ものをつくるのは言葉を選ぶこと。
ひらがなカタカナ漢字、ときどき外国語。文字と文字との間隔、句読点や改行の位置。
ぜんぶがデタラメに並べ替えられて 立っていられなくなったそいつはもう抜け殻です。
世の中には、他人の作品(商品)のタイトルなどを無断で変えたりする人もいるようです。
絵のタイトルを勝手にわかりやすいものに変えられたこともありました。
タイトルは作品の説明ではない。
僕がつくりたいのは、
こどものおもちゃにしてはちょっとクッション性に乏しいほど言葉でぱんぱんに膨れ上がった、
おじさんや、美女や、せんべいや、松飾りや、蛍光色の唇や、クレイジーマンボなどの日用品なのです。




変わり目

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季節が変わるというのは
一歩先のステージへ進むことだと思っていたけど、
表と裏がきれいにぐるんっと
ひっくり返ることかもしれないな、と今日思いました。





一個の生姜

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大事なのは
たった一匹の不気味な新種動物や、たった一個の生姜のカケラが
どれだけ、
その見た目よりもたくさんの言葉を含んでいるか。
ものは一つ。答えも一つ。
でも言葉は一つじゃない。





エンゼル

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僕が生まれた町に『エンゼル美容室』という、美容室がある。
うちのおばあちゃんの行きつけだ。
小さい頃からよく、
「エンゼル行ってくるから。」
という台詞は耳にしていたのだが、”エンゼル”が美容室のことだと知ったのは
だいぶ大きくなってからのことだ。

今、一人暮らしをしている町の商店街にも”エンゼル”がある。
『ファッションハウス エンゼル』。

”エンゼル”は、遠く離れた土地でも、おしゃれな言葉で通っていたのだ。

( 正しい日本語表記は ”エンジェル” でなく ”エンゼル” なのだとか)

商店街を抜ける数分のうちのほんの一瞬、遠くの町が言葉でつながる。
何も感じられないくらい、それはさりげない。

何も感じないことが本当の豊かさだ。



生姜のぬいぐるみ

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完成しました。

手のひらサイズで、コロコロとしていてかわいいです。