追記
5月12日の昼過ぎ、
別々に逃げ飛んで行った二羽の子供の鳩が、
元の巣のすぐ近くで一緒に停まっているのを発見!
これでようやく安心できるよ。
今まで育った巣には戻っていないけど、
それはそれでいい。元気であれば。
親鳥が昨日一生懸命に探したんだろうな!
良かったよかった!
で、夕方、大きな木の枝の上で、
親鳥の夫婦が交尾を始めたんだけど、
プレイ開始直後、背後から台湾リスが飛び掛かって、
不完全燃焼のまま夕暮れの空に飛び立って行った。
うちの裏はちょっとした竹林になっていて、
本当にいろんな動物がいるから気が抜けないよ。
子供の鳩も無事だといいな!
あと、今日はうぐいすが良く鳴いていたよ。
「ホーホケキョっ!」
ってさ。
あれさ、可愛い鳴き声なのにすごい声量なんだよ。
一度、目の前で鳴いてるのを見てみたいな!ははは!
心配してくれた皆さん、
どうもありがとう!!
今朝、鳩の子供が居なくなっていた。
巣の周りのどこにも姿はなく、
何かで抜け落ちたやわらかい羽根が三つ四つ地面に落ちていた。
これは何かあったなと思い、
庭を映し出す防犯カメラを確認してみると、
いつもの場所で日向ぼっこしているところを猫に襲われていた。
幸いな事に子供の鳩はギリギリのタイミングで飛び立ち、
二羽の鳩には怪我は無いようだった。
逃げ出した時に二羽は別々の方向へと飛んでいき、
その後、一度も巣には戻って来ていない。
しばらくして親の鳩夫婦が、
いつものように餌やミルクを与える為に飛んで来たが、
我が子たちの姿がない事に気付き、
必死に周囲を探し回っていた。
親鳩が「クークック、クークック」と呼びかけても、
子供たちの返事は無しだった。
そして夜になっても子供たちは巣に戻って来ていない。
きっと、怖い思いをしたから巣には近付きたくないのかもしれない。
もしくは、巣の場所が分からなくなっているとか?
鳩は帰巣本能がすごく強い為、
伝書鳩として活躍する賢い鳥なんだ。
でも、まだ子供だからそういった能力が備わっていないのかもしれない。
近い将来に巣立ちする事は分かっていたけど、
こんな強制的な巣立ちは悲しいもんだ。
せめて親の鳩が何とか子供たちを見付けていてくれたらと思うよ。
子供の鳩たちはものすごい勢いで飛んで行ったから、
飛ぶことに関しては問題ないだろう。
ただ、独りぼっちのまま過ごしていたら、
まだ精神面が大人になっていないから辛いかもしれない。
でも大丈夫。
君たちはうちの庭で産まれ育ったんだよ。
そして私の名前は「朋忠」だ。
漢字をよく見てくれ。
「月と月の中心」
そう、右にも左にも、どっちに転んでも、
幸運というツキの真ん中にいる。
君たちは守られているから、
だから安心して今夜眠るんだよ。
じゃあ!また明日の朝に!