前回載せた鳩の子供たち。

あれから数日間で成長し、羽根もきれいな色になり、

もう飛ぶ練習をしてるんだよ。

 

下の写真は、巣の目の前のコンクリートで親を待ってる最中だね。

この間の写真より、少し大人っぽくなったでしょう?

人間も動物も小さい頃ってのは可愛いもんだ。あはは!

 

 

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このキジ鳩を庭で発見してから、

YouTubeで動物の動画を見る事が多くなったんだ。

 

動物ってさ、愛があるよね。

 

自分の子供や親が困難な状況になった時、

自らの危険を冒してまで人間に助けを求めてくるんだ。

像やコアラや鹿に狐に猫や犬までさ。

もしかしたら自分が人間の商売の為に殺められる事もあるのに。

でも、その家族を救いたいという気持ちに応える人もたくさんいる。

 

中には自分の収入の為にYouTubeの動画で、

自分で動物たちを虐待して、それを救助する動画を撮り、

視聴者を引き付け広告収入を得る。

そんな薄汚れた拝金主義な奴等もいる。

俺、そういう奴が一番嫌いだから、

今までそういった動画はあんまり気に留めていなかったんだ。

 

だけど、状況がどうであれ、

そこに映し出される動物たちの愛情、家族愛は本物なんだ。

そして、本気で助ける人間もいる。

俺さ、そういうの見てたら、なんか目が湿っぽくなってきたよ。

 

 

動物たちは何故あんなにも愛が強いのか?

俺、思ったんだ。

彼らは何にも持ってないからじゃないかとね。

余計な物を持たない分、

気持ちや時間を大切なものへ注ぎ込む事が出来るでしょう?

だから自然と強い絆みたいなものが生まれるんじゃないかな。

 

 

 

俺も含めてだけど、

 

「昭和の時代は良かった!」

 

って、言う人って多いじゃん?

あれ何でだか分かるかな?

 

まだまだ人との繋がりや、気持ちで動く事が多かったからだと思うんだ。

 

そりゃ、今の時代と比べたら全然スマートじゃなくて、

何をするにも時間が掛かり大変だったよ。

たった一言だけ伝えたいのに、ただ一言、謝りたいのに、

明日会えるまで、次に会えるまで、やけにもどかしかったりしてさ。

今のように携帯電話のメッセージで済ますのではなく、

電話でも直接に会ってでも、

直接に自分で伝える事に意味がある時代だったと思うんだ。

 

そんな気持ちのやり取りが、

人との信頼や安心感とかになっていたんじゃないかな。

今よりも、もっともっと濃い愛情や友情が、

そんなに暑苦しくなく、自然に出来ていたような気がするんだ。

 

そういう関係が苦手な人は今の時代の方がいいのかもしれないけど、

でも俺はさ、そんな関係を懐かしむ大人は多いと思うんだ。

 

 

今の時代の若い人たちに昭和が人気だと聞くけど、

まだ自分が産まれる前の時代に懐かしさを感じるなんて、

なんだか不思議な感じだよね。

 

きっと彼らも無意識で求めているんだろう。

便利な時代なんだけど、なんかもっと自分でやってみたい!とか、

もっともっと自分の気持ちを使って生きてみたい!とかさ。

そんな気持ちってあると思うんだ。

愛が少ないんだよ。今は。

人に対しても、自分に対してもね。

その足りない人との繋がりという愛を見て、

もっと人が動いてた昭和の時代に懐かしさを感じてるんだろう。

そんな風に俺は思う。

 

 

今の時代って興味がある事や、やらなくちゃならない事が多いでしょう?

でもさ、その全部って本当にやらなきゃならないのかな?

自分がそう思ってるだけで実際は要らない事も多いんじゃないの?

 

もしかしたらさ、

特にどうでもいいような事を少し手放したら、

目の前にいるあなたが好きな人や友達や家族にね、

今よりも少し大盛りの愛情を見せてあげられるんじゃないかな?

食べ物だって愛だって大盛りだったら嬉しいじゃん!

 

動物たち家族が見せてくれる愛情を見てたら、

なんかさ、書きたくなってね。あはは!

 

 

あっ!そうそう!この下の歌さ、

さっき知ったばかりなんだけど、

すごくいい歌だね!

よかったら聞いてみて下さい!

 

ではまた!

 

 

手嶌葵 - 明日への手紙