あけましておめでとうございます。

いよいよ2024年になってしまいました。

 

よく考えればそこまで休みが長いわけではないんですが、

やはり「年末年始」にはGWや夏休みでは代替できない気分一新感があります。

コイコイは散財の整理を慌ただしく行いつつ、最後はABEMAで解禁になったアポクリファを眺めていました。

ネット上でOP映像や名場面の切り抜きは何回も見ていたのですが、フルで見る機会になかなか恵まれなかったアポクリファ。

今回初めてちゃんと見ることができました。

 

 

fateシリーズは基本的に「サーヴァント7人」+「マスター7人」の計14人は必ず登場するのでどうしてもキャラごとに尺の濃淡がつくのですが、今回は物語の設定上その倍の28人がご登場(はさすがに大変すぎたのか一部マスターが最初から間引かれてます)、加えて主人公の2人が(最初は)その28人枠とは別に設定されているという前代未聞のキャラ渋滞、とりあえずそんなキャッチコピーが思い浮かぶシリーズです。声優さんも90年代の飛影から2000年代のルナマリア様今をときめく炭治郎まで時代を超えて英雄が勢ぞろい。狙っていたのでしょうか。笑

 

うまくできてるなーと思うのは、主人公の一人ジーク(炭治郎)に過去も人間関係もないので深堀りする必要がない、そして基本劇中で起きた出来事が彼の全てなので、彼の思考や変化は割とシンプルに辿れます。その辺でキャラ渋滞との尺のバランスをとりつつ、上原あずみばりに無色な主人公と十人十色の英雄勢、その間で揺れるヒロイン、という感じでキャラ付けもバランスが取れており、あんまり消化不良感もなく感動のラストシーンを迎えたのでした。「見てて楽しい」という意味では結構名作なんじゃないでしょうか、テーマが重いfate本編よりも一般受けする素地があったかもです。物申す

 

そしてLiSAの名曲Ashですねー。OPの良さでアニメ全体の印象がブーストされてる好例だと思います。歌詞はひねくれた言い方をすれば「いかにもアニソン」って感じなんですが、それでもサビの「こんな!世界で!何を刻めるのだろう~!」はコレクター諸氏がハッとするフレーズだったりする気もするんですがどうでしょうか。にっこり

 

アポクリファが放送されてたのは2017年7月2日-12月31日。

まさに大谷がメジャー挑戦を表明(11月11日)した頃です。

当時のコイコイはアーカイブスに久しぶりに入った松井を追いかけ、

ハイテクで引いたイチローに絶叫し、

夏は西口のボールサインこそ全てと追いかけていました。

思えばカード旧時代の最終局面であったあの頃。

少年時代の憧れをそのまま追いかけることと市場価値がそれなりにリンクしていたあの頃。

あの頃の自分に伝えてやりたい。大谷だぞ、と。泣き笑い