お子様はほんっとに黙ってる時間が無い。

私が無口な方なのかもしれないけど、

お子様と居たら喋らなくて良い位

ずーーーっと喋り続ける子。

耳から入ってきた情報を垂れ流しだった頃、

例えば、TVから「今日は雨になりましたが~」と流れると

「今日は雨になりました。お子様ね、プラレールが・・・(以下略)」

と自分の言いたい事に挿入して聞こえたことを言うという頃から

それは変わっていなくて

何でなのか分からないけど

とにかく、口がずっと動いてる。

黙っている時は寝ている時と、もりもり口の中に入っているとき。

すこしだと喋っちゃう。

それは止めさせたいのだけど夫一家が口の中に入っていても普通に話すので

私が「口にあるときは話さない」って言ったって全然お子様に届かない。


とにかく

喋り続ける。

実家の母にも、義母にも、「ホントに黙ってない子」といわれる始末。

私から見ても本当に黙っていないと思うけど

やっぱり親だから心配しすぎなのかと思うけど

そういわれるとやっぱり黙っていないんだね、と思う。


でも、喋るからって会話が出来てるわけじゃなく

こちらのことは全く聞いてないことも多い。



小さい頃から書いてある文字や線を目でたどっていたから

3歳である程度のひらがなは読めていたし、

ひらがなが読めるようになったらカタカナは数日で読めるようになったし

そうなると間にある読めない漢字がくやしいのか、

すぐに漢字(電車関係優先)も覚えだして今に至る子。

5歳の今、アルファベットも大抵読める。

線や文字は、あればすぐに(多分無意識)に読み出したり辿ったりしちゃう子だから

だから路線図とか大好きなのかもしれないけど。

でも、親としては話をする時、お子様の視界に何が有るかを考えなきゃ行けない。




それの極めつけと言えば

敷物の上でしかろうものなら、うつむいた先の、

「敷物の模様」を追いかけてどこまでも目が動いていく始末。



目の前に指を出して、注意を引き、そのまま私の顔に戻すという訓練をして

「話をしている時は模様を追いかけちゃ行けない」

と少し入ったようだけど・・・・

叱り終わっても、すぐにケロっと違う話を「通常モード」で話してくる神経も

「気持ちはスイッチじゃない、すぐに切り替わらない」

と言っているけど・・・まだ届いていない様子。

相手の気持ちを考える、っていうのが全てに通じてる問題。




でもねー、これ、言わなきゃ私以外に分からないそう。

「お子様は線とか文字を追っちゃうから、この向きで叱って」

とか、

「今これ見てるから、話頭に入ってないよ」

とか

出来るだけ夫が叱ってる時は割り込みたくないけど、

叱ってる意味が無い時は割り込まないと

「わかった?」
「うん」
「何が分かった?」
「わかんない」
「何がわかんない?」
「お父さんがなんていってたかわかんない」
「聞いてなかったの?」
「これ(模様)見てたから聞こえなかった」


なんて事になる。

その徒労感と絶望感とは、私がいやと言うほど知ってるから

前もってその予防をするのだけど。

お子様の視線をその都度追っていれば気付くと思うんだけど、

わからないんだって。



夫と色々話して分かったんだけど

うーん・・・私が口角の角度とか目線とかで感情を読み取ってるのか、

功を奏してるだけなのかなー。