春に生まれたウサギのうち、一匹が今朝死にました。


お子様と相方が保育所へ行く前に餌をあげたときには元気だったそうです。


その後30分も経たないうちに


口と鼻の周りに粘液がついて、口をあけてあえぐように嘔吐するような状態の「イチゴ」を見つけました。


明らかに呼吸が出来ていないので、ふさいでいる粘液を拭い取って、


明らかに水分が絡んではいたものの、呼吸が出来るようになったので


他の兄弟のいる小屋から離して、病院の相談もしようと、抱きかかえて移動していたら


「きゅー」と鳴いたので、呼吸が出来るようになったのかと下ろして地面に置いたら


横たわり、口をあけて手足を投げ出して。


それは、以前亡くなった「シロ」の最期と同じ格好。


「息して、がんばって」と声をかけると


数回、あえぐような、嘔吐するような動きをして


目がぐりんと動いて、耳が落ちました。



もう、呼吸が出来ていませんでした。






ウサギは、嘔吐できないとネットや本には書いてあって


でも「イチゴ」の顔は、嘔吐以外考えられないような状態。


腑に落ちなくて、ネットでウサギの嘔吐について調べたら


「食道水」という透明な粘液を鼻と口から吐く(先天的に)消化器に異常のある固体も居るそう。


その方のブログでは、最初の嘔吐が目の前で、すぐに対応出来たこと、


ご家族と交代で24時間体制で監視して、食事療法や投薬を行って


それでも1年後の嘔吐でお亡くなりになったとの事。



私が「イチゴ」を見つけたのは、恐らく嘔吐から少し経っていた。


手遅れ、だったのかもしれない。


鼻に詰まって居る事は見て分かったけど、吸い取ってやるには色々考えてしまって出来なかった。


お子様が見てから、一時間もしないうちに、おばあちゃんであるシロの傍で眠りについたイチゴ。




もうちょっと何かできたのでは、と思うけど


それよりも


ピアノの発表会に向けて最後の練習がある今日、お子様にいつ伝えるか


どうつたえるかそればかり考えてしまう私は


ものすごく薄情なのかもしれない。



シロが亡くなったのも、8月。


「イチゴ」はシロとクロの子供である「ハイ」と「クロ」の子。


つまり血が物凄く濃い。父親と娘の子供という関係。


産まれた段階で、「先天的に何かあっておかしくない」と、個人的に覚悟していたから


ショックを抑えることが出来たのかもしれない。


でも


お子様にそんなこと分からない。


どうしたものか。。。


出来れば義母の居ないところで伝えたい。


また、「泣かない人は敵」に、ならないように伝えたい。