小池義孝です。「許し方」は、世界で初めて、許すとは何か? 許せないとは何か? 許すにはどうすれば良いのか? を解き明かしています。普遍的な内容です。
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異常反応は、鬱病の原因ではないんですか?
異常反応の解体をして、鬱病から抜け出しつつある段階の患者さんから、興味深い質問を受けました。これは個人への回答に留まらず、広く共有すべきものだと思いますので、ブログ記事にいたします。
「異常反応は、鬱病の根本原因ではない」
と断言されている方がいます。それをご覧になって、僕から聞いた話と整合性が取れず、混乱されていました。
誤解が生じてしまうのを承知で書きますが、「根本原因ではない」とする意見も、間違ってはいません。それはそれで正しい、一つの見解です。
異常反応は心の毒の生産工場で、
・心の耐久性
・心の自然治癒力
を弱らせる存在です。
鬱病の直接的な原因になるのは、過度の精神的な圧迫や肉体的な過労です。
話を理解しやすいように単純化すると、ストレスや疲労が、心の耐久性と自然治癒力の許容範囲を超えた時に、鬱病にまで至ります。
つまり異常反応は、鬱病の発生リスクを上げるものという位置づけです。逆に言えば、大きな異常反応もなく、深刻な鬱病にまで追い込まれるケースは殆どありません。ですから多くの人にとって、異常反応は鬱病の根本原因として位置づけられます。
但し何事にも例外はあって、異常反応が小さくても、耐久性と自然治癒力を弱らせてしまう人もいます。その上で鬱病にまで至れば、そのケースでは異常反応を根本原因とは位置づけられません。
治療院の現場でも、「鬱病」 = 「異常反応」 とは決めつけません。鬱病という状況があれば、まずは異常反応の大きさを背景として疑いますが、稀にそうではないケースにも出合います。
あるいは異常反応の発生にも、その背景となる問題が存在しています。これを持ってきて「精神と肉体との関係性不備が根本原因だ」とも表現できます。
異常反応の発生には、ある意味での弱さが関わってきています。それを持ってきて「鬱病の根本原因は、心の弱さだ」と表現しても、間違いではないのです。
何を根本と位置づけるかは、評価基準によって異なります。
評価基準は、
・根拠となる情報
・感性
によって差異があります。
ですから情報を受け取る側は、評価された先の結論よりも、その背景にある根拠となる情報と感性に注意を向けてください。
すると違う評価をしているように見えて、実は同じことを言っているケースもあります。根拠となる情報に違いがあるなら、その情報を合わせた時に、より合理的な結論に至ります。
もしもこのような不整合や混乱があった時には、その根拠を相手に尋ねた後に、僕の方に質問してください。
※異常反応
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