恐怖心が、人の精神を狂わせる。 | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ

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治療家、作家です。異常反応の解体、愛05、固着した悪意の解体、先天的な左右の生命力差の解消など、世界で初の治療法を開発。著書は「ねこ背は治る!」(22万部)を始め、「知るだけで防げるうつの本」、「はじめての気功」など多数。台湾、韓国での翻訳版も。

 小池義孝です。「許し方」は、世界で初めて、許すとは何か? 許せないとは何か? 許すにはどうすれば良いのか? を解き明かしています。普遍的な内容です。

 許し方: 他人を許すには、正確な“知識”が必要です。/小池義孝

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 恐怖を感じた時、人の心はどう動くのでしょうか? 方向性は、大きく分けて3つです。

・立ち向かう
・逃げる
・思考停止する


 この中で最も有害なのは、最後の思考停止です。


 思考停止にも、段階があります。ほんの小さな一部の停止から、全体の停止までです。思考停止は、心を守るための最終手段です。

 通常は正気な人間であっても、恐怖による思考停止の部分が表面化すると、狂った姿を見せるようになります。


 「自分は宇宙人から監視されている」「○○新聞の記者は、自分の心を読んで記事を書いている」といった極端なものもあります。これは誰が見ても病的ですし、普通にはなかなか出会えません。

 根拠なく「私は彼に酷い捨てられ方をするに違いない」「皆、私を馬鹿にして影で笑っている」と決めつけるようなラインであれば、知人に一人か二人は、思い当たるのではないでしょうか?


 部分的な思考停止は、人から部分的な論理性を奪います。全ての人間は哺乳類である。小池義孝は人間である。よって小池義孝は哺乳類である。といった、簡単な論理が解らなくなります。結果として、発言内容が狂うのです。

 普段は正気でも、恐怖に触れた途端に思考停止に陥ってしまいます。

 ここから抜け出すには、怖れや不安の少ない心にとって安全な環境に居続け、理性によって認知の歪み(非論理的な結論)を正し続けます。


 異常反応が大きいケースでは、その解体は前提として必須です。プラス恐怖心によって歪められてしまっていた時には、その思考停止の部分を、少しずつ目覚めさせていくステップが必要になります。


※異常反応

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