公共施設の適正配置のあり方について

 

 

 

 

鉛筆小池質問

公共施設の適正配置のあり方について、お聞きします。

 公共施設の適正配置については、20年、30年先のまちの姿を見据えながら、将来ビジョンの策定に向けた取り組みを進めるとのことでした。

少子高齢化による人口減少時代にあっては、現在の規模の公共施設を維持し続けることは、市民一人当たりの維持管理経費の負担が増加し、市の財政への影響も大きくなることが予想されるため、適正配置について検討していくことは必要だと考えますが、具体的にどのようなことに取り組まれるのか、お聞きします。

 

 

マイク市長答弁

次に、公共施設の適正配置のあり方について、お答えします。

人口減少への対応として、将来を見据え、公共施設の総量や配置、規模の最適化や維持管理費の縮減に向け取り組むことは重要な課題と考えています。

このため、将来ビジョンの策定に向けては、各施設の必要性を踏まえた複合化や、老朽化により集中する更新時期の平準化といった視点を基本として、類似の施設ごとに、それぞれの特性に基づく将来的な方向性を示したうえで、公共施設の適正配置につながるよう、現在、利用度や建築年数などをもとに行っている各個別施設の施設評価をより適切な手法へ見直しを行っていきます。

 

 

鉛筆小池質問

公共施設の適正配置に向けては、しっかりと検討いただきたいと思います。

 また、施設の統廃合や複合化などによって用途廃止となる施設や跡地についても、空白期間なく、速やかに、その後の利活用を図っていくことが大切だと思います。

 例えば、統廃合による跡地活用と言えば、現在整備中の禁野小学校があります。令和8年度中の開校を目指されていますが、現禁野小学校(旧中宮北小学校)の移転後の活用について、どのように考えておられるのかお伺いします。

 

 

マイク市長答弁

禁野小学校の新校舎移転後の跡地活用については、地域の方々のご意見をお伺いしながら、周辺施設の集約化や老朽化対応などを含め、多角的な視点で検討を行っているところです。

  令和8年度の移転後、速やかに利活用が図れるよう検討を進める考えです。

 

 

鉛筆小池要望

 禁野小学校跡地の活用については、地域の意見を尊重し、市民全体の利益に配慮した視点で検討してほしいと思います。市長の答弁から公共施設の最適化や維持管理費の削減が重要とされていますが、施設の統廃合検討が単体で進むことは難しいかもしれません。将来的な公共施設配置について客観的な指標を活用し、行政機能の集約や防災機能の強化などの課題解決に貢献する方針を早急に決定していただきたいとお願いします。