留守家庭児童会室、放課後オープンスクエアについて

鉛筆小池質問

次に、留守家庭児童会室、放課後オープンスクエアについて、お聞きします。

これまで、我が会派では、就学後も安心して就労できる環境整備を訴え、総合型放課後事業の中で、三季休業期の昼食サービス開室時間の延長などを要望してきました。

保護者の方からは、最近でも小学校入学を前に仕事と子育ての両立ができるかなど「小1の壁」に直面して不安等の相談を受けます。

先の教育子育て委員協議会で報告があった留守家庭児童会室の保護者アンケートでも「サービスの向上として求めること」に、三季休業期の昼食サービスの導入への要望が高くなっていましたが、三季休業期の昼食提供および放課後オープンスクエアの実施時間の延長についてどのように進めていかれるのかお聞きします。

 

 

マイク教育長答弁

次に、「留守家庭児童会室、放課後オープンスクエア」についてお答えします。三季休業期の昼食提供の導入につきましては、まずは児童や保護者のニーズの把握を行った上で、先進市の事例研究や事業者等へのサウンディング調査を行うなど、持続可能なサービスとなるよう取り組みを進めるとともに、来年度に児童の放課後を豊かにする基本計画の後継計画を策定する中で、審議会の意見もいただきながら、給食がない三季休業期に昼食を食べられない児童への支援といった福祉の観点も含め、サービスの在り方について検討してまいります。
次に、放課後オープンスクエアの実施時間の延長につきましても、まずは保護者等のニーズの把握を行った上で、審議会の意見もいただきながら、課題を整理し、早期実施に向けて取り組んでまいります。


 

鉛筆小池要望

次に、4「留守家庭児童会室、放課後オープンスクエアについて」要望します。

三期休業期の昼食提供については、福祉の観点も含めた持続可能なサービスとなるようしっかりと検討をお願いします。アンケートではコストに関する要望がありましたが、特に夏休み等、長期休業期において子どもたちが毎日食べる食事について、栄養バランスやおいしさを求める声もありますので、そうした視点も考慮してコストバランスを検討してをお願いします。また、放課後オープンスクエアの実施時間の延長についても、早急に実施できるよう要望します。

 

総合型放課後事業は放課後の子どもの居場所であり、不登校や貧困対策など福祉的な課題への支援が期待される事業です。ただし、先の教育子育て委員協議会での報告では一部の課題も指摘されました。
放課後オープンスクエアにおいては、図書館や体育館、校庭の自由な利用を望む声や、スタッフが児童の活動を管理、制限することに対する批判がありました。放課後オープンスクエアは子どもたちが自分で考え、自由に活動できる場所と位置付けられていますので、職員への事業趣旨の周知徹底や学校との調整を強化し、図書室や体育館の効果的な利用を確保するための改善策を検討し、事業の向上を図るよう要望いたします。