すべての子どもたちの学びの機会について

鉛筆小池質問

次に、全てのこどもたちの学びの機会について お聞きします。

市政運営方針では、「学校においては、登校できない、あるいは登校しにくい子どもを含む全ての子どもに学びの機会を提供するため、公民連携 による居場所づくりを進める」とあるが、公民連携による居場所づくりとはどのようなものなのかをお聞きします。


 

マイク教育長答弁

 次に、全ての子どもたちの学びの機会についてお答えします。

公民連携による居場所づくりは、枚方市立小中学校に在籍する不登校の子どもたちの社会的自立や学校復帰へ向け、民間企業等に支援のプログラムを提案していただき行っている居場所づくりの実証実験です。

現在、五常小学校にて週2日居場所を開設しており、登室している子どもの興味関心に応じたテーマを調べ、実際に社会見学を行う等、その子に応じた活動を行っています。ここには、五常小学校の児童だけでなく、他の小学校からも児童が通っております。この取組を校長会で紹介したところ、3小学校が本事業の実施を希望し、現在民間事業者とのマッチングを調整しています。これらの取組がより持続的なものになるよう、企業版ふるさと納税を用いた財源確保に向けても取り組んでいるところです。

 

 

鉛筆小池質問                                    

不登校の子どもたちの支援においては、全ての子どもに学びの機会を提供するためには、フリースクール等の民間支援団体のお力をお借りすることも必要であると思います。

しかしながら経済的な理由からフリースクール等に通うことが難しい子どもたちが一定数いるものと捉えています。そのようなことから現在フリースクール等に通う児童・生徒への授業料支援に向けてどのような取組をされているのか伺います。。

 

 

マイク教育長答弁

 フリースクールの授業料支援の検討につきましては、まずは先進的に取り組んでいる自治体の情報を収集したいと考えております。

 そのうえで、来年度には、不登校支援ガイドに掲載しているフリースクールからも現状を聴く機会を作り、授業料支援の具体的な方策について検討を開始したいと考えております。


鉛筆小池要望

子どもたちが、学びの機会を平等に享受できるような環境づくりには、今後も継続的かつ具体的な取り組みが求められます。

広範な支援網の構築と実績の共有・評価体制の構築を、しっかりと取り組むようお願いいたします。市は更なる努力を求めます。子どもたちへのサポートにおいて、学校だけでなく、フリースクール等の民間支援団たちそれぞれのプログラムとの連携を一層強化し、その成果や事例を市民と透明かつ定期的に共有する仕組みを築くことで、地域全体で支え合う学びの場を確立できるようお願い致します。