一般会計>ひとり親家庭日常生活支援事業について

 

鉛筆小池質問 
子ども相談課が所管する「ひとり親家庭等日常生活支援事業」について、令和4年度事務概要281ページを見ますと、令和4年度の実績は登録世帯数44件、家庭生活支援員の派遣回数は302回となっています。

まず、この事業の目的や内容、及び過去の利用状況を確認のため、令和2年度、令和3年度の実績を合わせて伺います。

 
マイク子ども相談課長答弁

 ひとり親家庭等日常生活支援事業は、ひとり親家庭が子どもの養育、家事など生活面において、より安定した生活を送ることを目的に、母子家庭の母、父子家庭の父及び寡婦が疾病、冠婚葬祭、出張などの理由により日常生活を営むのに支障が生じている場合に、家庭生活支援員としてヘルパーを派遣し生活援助や子育て支援を行うものです。

 令和2年度と令和3年度の実績は、登録世帯数は令和2年度14件、令和3年度38件、家庭生活支援員の派遣回数は令和2年度144回、令和3年度167回でした。派遣理由はいずれも家事支援などの生活援助でした。


鉛筆小池質問過去の利用実績を確認しますと、登録世帯数、派遣回数共に年々増加し、中でも3年度から4年度の増加幅が大きくなっています。

その一方で、母子家庭と父子家庭別の利用実績を事務概要で確認したところ、父子家庭については、登録世帯数は少しずつ増加していますが、派遣回数は減少しています。

事業全体として、実績が増加した理由と合わせて、父子家庭の派遣回数が減少した理由を伺います。

 

マイク子ども相談課長答弁

 登録世帯数、家庭生活支援員の派遣回数の増加の理由としては、令和2年度に国の制度改正により利用者の範囲が就学児までに広がったことがありますが、令和3年度に子ども相談課内に「ひとり親家庭支援センター」を開設し、ひとり親家庭の相談窓口がわかりやすくなり支援につながりやすくなったと考えられること、更に令和4年4月から「ひとり親家庭応援ガイド」及び「ひとり親相談LINE」を開始し、利用できる制度の情報をよりお届けしやすくなったことが理由として考えられます。

父子家庭の派遣回数が減少した理由については、この事業は事前登録制となっていますので、登録を済まされても、実際に利用されるかは、それぞれの仕事や家庭の状況、子どもさんの年齢などにより、変動しやすいことが影響していると考えていますが、引き続き周知に努め、必要な時にご利用いただけるよう取り組みます。

 鉛筆小池要望

かねてより要望しておりますが、引き続きこの事業の周知をしっかりとお願いします。年々利用回数は増えていますがひとり親の方にとっては、家事負担と子どもの見守りの支援を受けられる事は、日々の生活において、大きな負担軽減になるものです。
今後は、利用される方の心理的ハードルを下げるようなメッセージの打ち出し方も工夫していただきたいと思います。今後利用者数が更に増加していくものとして、しっかり予算をつけて実施して頂くよう要望しておきます

 

枚方市ではひとり親家庭相談センター
設置しています。


ひとり親家庭相談についてのHPへ

ひとり親日常家庭支援事業は  子どもが家に一人でいる状況の
時に、ヘルパーさん(家庭生活支援員)が来てくれるサービスです。

是非ご相談ください→ 案内HPへ