対局を終えた西山朋佳女流三冠の会見が行われ、棋士編入試験受験の意向をはっきりと表明しました。
 
今日の将棋界は これです。
 

 

 
<帯> 初心者でもすぐに始められる
 
   指さずにいるのは もったいない!

 
まずは基本ルールをおさらい
 
最初はどこから指せばいいのか
 
序盤、中盤、終盤の駒の動かし方
 
初心者でもできる戦法を紹介・棒銀、四間飛車
 
玉の囲い方のいろいろ
 
将棋がもっとうまくなるために
 
 
<目次>
はじめに
ルールのおさらい編
  コラム① プロ棋士の世界あれこれ
実戦編
  コラム② コンピュータと将棋
将棋をより楽しむために
  コラム③ 将棋に運はあるか
 
   編集協力・大川慎太郎
   写真協力・将棋世界
 
 
   著者 : 先崎学
   発行 : 岩波書店
   2004/7/6 初版
 
 
(コラム① プロ棋士の世界あれこれ)
 
昔、将棋は芸事としてとらえられていましたが、今はどちらかというとスポーツに近いのではないでしょうか。
 
羽生世代は将棋を芸事ではなく、純粋なゲームとしてとらえている。
 
その世代が爆発的に勝ち、結果を残したのですね。 ・・・
 
私は木村・大山世代と羽生世代の将棋にそれほど感覚的な差があるとは思っていません。
 
 
”羽生世代(といわれる棋士)”でタイトル獲得が無いのは、A級在籍のまま29歳で逝去した村山聖九段と先崎さんです。
 
”木村・大山世代と羽生世代の将棋に差があるとは思っていません” と、コラムに書かれているように 羽生世代で唯一 ”ゲームとしてとらえ”切れなかった棋士なのかもしれません。
 
林葉さんといい、”うつ病先崎さん”といい 師匠に飲み込まれてしまったのかもしれません。
 
米長さん引退宣言時に奨励会員だった中村太地八段はタイトル獲得してます。
 
 
(コラム② コンピュータと将棋)
 
今のコンピュータはまだプロのレベルに達していない・・・
 
そういうソフトが出てきたら、将棋は今よりもさらに人々に愛されるのではないでしょうか。
 
CG(コンピュータ・グラフィック)が発達したら、ピカソやセザンヌの絵の価値がなくなるかというとそうではない。
 
それと同じことです。
 
 
先崎先生、慧眼です。
 
AIと藤井さんにより、観る将・マダム の激増を招き 将棋会館の建替えも順調なようです。
 
”前日の対局室検分”が、浴衣から ”有料見学会”となるまで愛されるとは想像を超えたのではないでしょうか?
 
”うつ病”から復帰した先崎先生、 ”やりなおしの将棋” でもう一花咲かせましょう!
 
 
西山朋佳女流の棋士編入試験、合格を期待します!!