今日(6/17)は、第95期棋聖戦  五番勝負第2局  藤井聡太棋聖vs山崎隆之挑戦者戦が 新潟市「高志の宿 高島屋」で指されています。
 
藤井八冠は詰将棋も得意ですが、憧れの谷川さんから ”創作は控えるように” 師匠を通してアドバイスされて以来、藤井八冠の詰将棋作品はパタッと見ることがなくなりました。
 
一方の谷川さんは 詰将棋創作に励んでいるようです。
 
 
 
江戸時代以来となる、永世名人の図式集!
 
究極の実戦型から難解な構想作まで、
 
傑作百題を収録

 
 
谷川浩司九段が贈る珠玉の百番!
 
・・・この本を手に取って頂いた方に、詰将棋の楽しさ、奥深さを味わってもらえれば、これに優る喜びはありません(まえがきより)
 
 
   著者 : 谷川浩司
   発行 : 日本将棋連盟
   2011/7/31 初版
 
 
<目次>
まえがき
第1部 問題の部
     実戦型
     普通作
     条件作
     趣向作
     構想作
第2部 解説の部
    第1章 実戦型(第1~24番)
    第2章 普通作(第25~51番)
    第3章 条件作(第52~71番)
    第4章 趣向作(第72~95番)
    第5章 構想作(第96~100番)
第3部 巻末付録
     解題(若島正)
     詰将棋エッセイ
     年譜
     索引
 
 
2012年の名人戦第四局が静岡で行われたおり、森内俊之名人、羽生善治挑戦者と共に谷川専務理事も久能山東照宮へ参拝しました。
 
本書 図式集百番『月下推敲』は、そのとき徳川家康公に献上する機会を得ることができました。
 
江戸時代の棋士の責務は、御前試合を指すこと。
 
そして、詰将棋作品集(図式集)を献上することでした。
 
『月下推敲』は、1786年(天明六年) 九代大橋宗桂八世名人の『将棋舞玉』以来 二百数十年ぶりとなる、谷川浩司十七世名人の献上”図式集”となりました。
 
 
格式ある”図式集”ですので、手数は100手超えこそしませんが、15手から95手詰めです。
 
初出誌は、ほとんどが『詰将棋パラダイス』です。

 

 
沼にハマりたい方向けの ”図式集” です。
 
 
沼を感じたい方には 『492. 詰将棋の世界』の 3・5・7手詰 がお薦めです。