今日(4/10)は、第82期名人戦  七番勝負第1局  藤井聡太名人vs豊島将之挑戦者  が「ホテル椿山荘東京」で始まりました。
 
いきなりの開戦ですが、どうなるのでしょう?
 
21手目、藤井名人 長考(89分?)に入りました。

<帯> 史上初! 八冠達成!
 
幼少期から現在まで 数々の珠玉エピソードで探る 天才棋士のすべて!
 
   将棋400年、 まさに「最強」
 
      藤井伝説
 
 
<目次>
第1章 天才的頭脳、その凄さ
    [AI超えの一手! 読み切る力]
第2章 歴代最強、その源とは
   [進化する強さ! 不動のメンタル]
第3章 師匠、憧れの存在
    [レジェンド棋士たちが語る藤井]
第4章 藤井と戦った棋士たち
    [ライバルは現れるか]
第5章 幼少期、育まれた才能
   [神童はどのようにして生まれたか]
第6章 素顔の藤井聡太
  [趣味、ライフスタイル、好きなもの]
 巻末付録 藤井聡太伝説
     [エピソード集]
 巻末付録 藤井聡太八冠への歩み
     [藤井年表]
 
 
編集発行人: 小寺晴幸
発行・発売 : インテルフィン
2024/3/1  初版
 
 
 
<03 AIに勝てるのは藤井聡太だけ?>
 
将棋ソフト『PONANZA』の開発者・山本一成氏
 
「ときとして、藤井叡王の方が素早くAIよりも良い手を発見しているという状況が、これが実際あるんですよね」
 
「なぜかというと、AIがその先の未来を予想できなかったからなんです」
 
「AIも藤井叡王にこういう手があると言われたら『なるほどそういう手があったか』と理解はできるんですけど、それを見つける能力がときとしてAIを上回って・・・」
 
「単純にこれは藤井叡王が強いってことですね!」
 
「そんな複雑な話じゃないです」
 
 
<11 ”藤井曲線”が描く美しさ>
 
谷合廣紀四段は、藤井曲線は王道で理想的な勝ち方と解説します。
 
「悪手を指してしまうとガクッと一気に下がってしまい、なめらかな曲線にはなりません」」
 
「最善手を互いに指し続けるからこそ、初手から終局まで拮抗した展開になって美しい曲線が描かれます」
 
「相手が強いからこそ描かれるのが藤井曲線だという点を強調したいです」
 
 
<62母だけが知っている藤井聡太の素顔>
 
藤井さんは生活能力が低くどんくさい一面があるという。
 
「学校にランドセルを置いて家に帰ってしまった」
 
「服と傘をすべて将棋会館に忘れてきた」
 
「ドブ(側溝)に落ちた」
 
「将棋のことを考えてお風呂に入ったらのぼせた」 ・・・
 
 
<70 忘れ物が多い藤井聡太>
 
杉本師匠によると、
 
「カバンを忘れることが多かった」
 
「携帯電話を忘れて帰ってしまった」
 
「杉本(師匠)の車の中に荷物を置いて、そのまま帰りそうになった」
 
「電車の中にカートを置き忘れ・・・(同級生)」
 
 
<94 藤井画伯の『パイナップル星人』>
 
「棋士になったとき、絵を描くことと歌を歌うことだけは絶対しないようにしようと思っていたが、先に羽生先生が(キャラクターイラストを)描かれたので受け(守る手)がなくなってしまった」
 
 
 
<48藤井聡太の大師匠・岩谷一門の悲願>
 
板谷先生を間違えてはいけません!
 
<54 藤井の29連勝を止めた強豪・佐々木勇気>
 
・・・佐々木とその師匠・深浦康市九段は藤井からたびたび勝利を奪っており、「藤井キラーの深浦一門」と・・・
 
それは、佐々木大地七段です!
 
佐々木勇気八段の師匠は石田和雄九段で、藤井さんと同じ板谷一門に列します。
 
”孫引き”コピペでやるミスですね。
 
本書は、『197. AIを超えた男 藤井聡太』 と似た作りです。
 
藤井さんが指して、豊島さん長考返しの 22手目で昼食休憩に入りました。
 
午後も 長考合戦でしょうか?