新年度、4/7から叡王戦開幕です。
 
今期の初戦は伊藤匠戦です。
 
来週4/10・11からは、名人戦も開幕します。
 
挑戦者は豊島将之九段、こちらも楽しみな対局です。

 
現在と昭和41年では タイトルを争う棋士の先生方の年齢も その周りも 様変わりしていますが、そのころの”推理小説”です。

    「講談社文庫版」より
 
  原作 : 斉藤 栄
   画 : 藤堂りょう
   発行 : 講談社コミックス
   1985/1/26  第一刷
 
 
将棋界の俊鋭河辺真吾八段の愛娘が誘拐された。
 
河辺八段、将棋最高位戦を賭けての対局の時だった。
 
・・・最高位戦の展開と共に進む非常な誘拐劇。
 
愛娘の生命は、対局の栄冠は!?
 
 
<コミック・目次>
   横浜
   東京
   T飛行場
   定山渓
   神戸
   有馬温泉
   雲仙
   岡山



 「第12回江戸川乱歩賞(1966年)」受賞
 
  著者 : 斉藤 栄
   発行 : 講談社文庫
  1975/3/15  第一刷
 
 
将棋界の俊鋭河辺真吾八段の愛娘が誘拐された。
 
身代金一千万円を軽飛行機から投下せよというのが犯人の要求であった。
 
折りしも河辺八段は、将棋最高位を賭けて不敗の名人と対局しなければならなかった。
 
たたみかけるトリックの連続に、犯人追及の行方と勝敗の帰趨が絡み、異常なスリルを醸す乱歩賞受賞作。
 
 
<文庫・目次>
第1章   挑戦者
第2章   VHF
第3章   定山渓の対局
第4章   逃走
第5章   台風と殺人
第6章   第三の影
第7章   終局
 
 
コミックスは「第2章 VHF」をカットして トリックを変更しています。
 
他にもカットしている所はありますが別作品という程ではありません。
 
さすが 江戸川乱歩賞受賞作です。
 
このミステリーは 色褪せることなく
 スゴイです。