明日7/8(金)は 棋王戦・藤井さんの初戦があります。
 
楽しみです。
 
 
本日発売 文藝春秋2022年8月号。

谷川さんが、”巻頭随筆”で 「永世名人と詰将棋」 を書いています。


谷川さんは、5月23日付で、「十七世名人(永世名人)」を襲位しました。
 
4月 還暦の誕生日の後に推薦の連絡があったそうです。
 
谷川さんの記録 ”21歳での最年少名人” を藤井さんが塗り替えるか? が今期順位戦・名人戦、将棋界の注目の的です。


谷川さんは、木村義雄十四世名人、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人 を称え、自らは名人戦五勝六敗と遠慮がちな書きまわしですが、加藤一二三名人、中原誠名人、羽生善治名人から奪取しての五期獲得ですから それは立派なものです。
 
2011年に、永世名人としては225年ぶりの図式集百番『月下推敲』を刊行して、久能山東照宮に奉納しています。
 
また 『文藝春秋』誌上の詰将棋連載から厳選し、『谷川浩司 精選詰将棋』をこの6月に出版しました。
 
今の将棋界は、詰将棋に取り組む優先順位が低くなっているそうです。
 
また現代棋士はやるべきことが多くなり(AI研究など)、最先端の将棋についていくだけでも非常に大変とのことです。
 
これからの奮闘を期待するものです。
 
 
 
          永世名人と詰将棋(文藝春秋2022・8月号)  著:谷川浩司
          2022/7/8 発売