第78期名人戦7番勝負第1局が、10日から三重県鳥羽市で指され、11日、後手の渡辺三冠が豊島将之名人に144手で勝ちました。

対局後の勝者インタビューを聞きながら、本書の ”すごいと思った人” のフレーズが思い出されました。
 
”すごいと思った人”
「テレビの企画で福永祐一騎手と対談させてもらったときは、非常に感銘をうけました」
「いい加減にに仕事をしている人に、本当のことを腹を割って話しても無駄だって思っちゃいます。 自分の言葉の無駄遣いだなって」

インタビューをする担当記者さんには、重いコメントです。



 
<帯>  未来の将棋界、 タイトル戦でのエピソード、 羽生さんのこと、 使える格言・使えない格言など
       将棋に関することから趣味や日常生活まで、激しく覇権を争う勝負師が本音を明かす
 
「この本は読者の皆さんからの質問を募集して、私(渡辺さん)がそれに答える、というものです。」
ここまで 言ちゃうんだ と驚くはなしばかりです。
 
 
<もくじ>
将棋のプロになっていなかったら
羽生さん、森内さん、佐藤さん
プロポーズのタイミングは?
奥様はマンガ家
強くなるには?
プロ棋士の学校生活は?
渡辺さんの小学生時代
神様に聞きたいこと
競馬についてのエトセトラ①
振り飛車を指す準備は
弱いと思う瞬間は?
渡辺明の日常①
渡辺明の日常②から、将棋界のモテ事情
家族のこと①
サッカーのことなど
羽生さんのことなど①
すごいと思った人
将棋の楽しみ方
タイトル戦のあれこれ
競馬についてのエトセトラ②
渡辺明の日常③
文章を書くコツは?
家族のこと②
ぬいぐるみのことなど
羽生さんのことなど②
新手はどうやって発見する?
引退について
未来の将棋界
     技術的なことなど・・・・


著者: 渡辺 明
構成: 後藤元気
2014/9/30 初版