台風10号は大丈夫でしょうか？
和歌山、はじめ西日本の皆さんは
今日が大荒れになりそうですね、
くれぐれもお気をつけくださいね。
さて、お伝えしたように、
私は、昨日の午後、和歌山を出発し
今、東京に来ています。
こちらは、蒸し暑い曇り空。
まだそれほど台風の影響はないようです。
ところで、昨日、
ここに着くまで、
ちょっとしたアクシデントがあり、
「今の私、足元がゆるんでいるのかな？」
と、とっても考えされられました。
まず、新大阪の駅で、
新幹線ホームへの
登りエスカレーターでのこと。
私は、やや大きめのキャリーケースと
いつもの仕事用バッグを持って、
ホームに上がろうと
エスカレーターに乗りました。
東京では左側に立ちますが、
大阪は右側。
最近はすっかり左側に慣れてしまったのか、
うっかり左側に立ってしまっていて、
「右に移動しなきゃ。」と
思ったときのこと。
右側に動き始めた私は、うっかり
キャリーケースのキャスターを
エスカレーターのステップから外してしまい
バランスを崩してしまったのです。
一瞬の出来事だったのですが
その瞬間、キャリーケースは私の手から離れ、
見る見るうちに、
コロコロ転がって
いちばん下まで落ちてしまいました。
登りエスカレーターですから。
ケースは一番下、
つまり登りの最初のステップで留まったまま。
私はどんどん上ってゆきます。
「あぁーーーどうしよう！！」
キャリーケースはどんどん遠くなっていきます。
とその時、
エスカレーターに乗ろうとした男性の方が、
私のキャリーケースを引き上げくださいました。
そして、
エスカレーターに乗ったかと思うと、
そのケースを持ち上げ、
一目散に私の所まで、
駆け上って持ってきてくださったのです。
「良かったーー！！」
胸をなで下ろした私。
時間にしたら、
たぶん1分から2分くらいの間の出来事です。
「すみません。
ありがとうございます。
本当に本当に助かりました（汗）。」
とひたすら低頭平身の私に、
「いえいえ。」
と、にこやかに答えてくださった男性。
そのとき、
その方がスーパーマンに見えました。
見ず知らずの方の親切が、
こんなにも有難いものなのですね。
エスカレーターを降りるときに、
もう一度丁寧にお礼を言って
ホームに上がったのですが、
まさかの出来事に、
少しショックを受けました。
足元がぐらついてしまった。
どうしたのだろう、私。
そして、考えました。
お盆休みと台風で、新大阪駅は
ものすごい混雑でした。
にもかかわらず、
あの時、
後ろに誰もいなかったことが幸いです。
もしも、小さなお子さんがいたら。
もしも、高齢の方がいらっしゃったら。
大きな事故になりかねない。
そう考えると、
とても救われたように思いました。
でも、
足元、本当に注意しなければいけません。
そして、もうひとつ。
いつものように、
「東京は歩きやすい靴で行かなきゃ」と思い
なんとなく履いてきた靴。
こともあろうに、
もう引退させなきゃと思っていた
履き古したサンダルでした。
「よりによってこんなの履いてきてしまった（汗）」
我に返って改めて見ると、
かかとが当たる部分の縁が擦り切れている。
これじゃあ、あまりにも恥ずかしい。
いつもの「詰めの甘さ」が出てしまった！
ステージ用のハイヒールも、
いつもなら持ってくるのに。
今回は、なぜか持ってきていなかった。
全ては足元から。なのに。
立川に到着して
私が最初に向かったのは
百貨店の靴売り場です。
反省の意味も込めて、
歩くためのローヒールシューズと
ステージ用のハイヒールのサンダルを
買いました。
もう、こんな失敗はしません。
そして、
これで足元はバッチリ。
さあ、
今回の立川も、
バレエコンクールのアナウンスのお仕事です。
このメルマガで、
「ノドを壊した痛い思い出」としてお話した
あのバレエコンクールです。
あれほど辛い思いをしたので
実は、
やっぱりここに来るまでドキドキの毎日でした。
でも、今日までなんとか、
良いコンディションで来ることが出来ました。
後は、今日明日の2日間、頑張ること。
そして、来週は和歌山で、
同じコンクールがありますので、
引き続き、こころも体も引き締めて
無事に務め上げることにのみ集中です。
なんだか、
「足元から固めよ！」
と誰かに言われた気分です。
今日明日。
しっかり一歩一歩丁寧に、
踏み外すことなく
自分の役割を果たしたいと思います。
では、
台風にお気を付けて。
「ハートに届き選ばれる！みなくるアナウンスレッスン」
https://resast.jp/subscribe/103005/136259
