26歳    12月クリスマス以降


天皇賞でお金を建て替えたことで、

私は本当にこの男を信用できるのか…

と思うようにもなった。


ずっと連絡を取り、たくさん話すことで

好感に変わってきていたから

尚更かもしれない。


翌日、男から、

『借りてたお金を返すのに、

お礼もしたいから、会って返したい。

お礼にご飯でも一緒に行こう』

と言われた。


色んな気持ちで怖さも感じた。

でも、お金は返してもらいたい。

あと、好感を持ちかけてたこの男が

本当に信用できるやつなのか、

確認したかったのもあったかもしれない。


私の年末年始休暇を使って、会うことになった。


ある駅のロータリーで待ち合わせ。

夕方だった。夕食を食べようといわれていた。

前日の電話で

『会えるのが楽しみ!

俺たぶん、好きよ、みおいちゃん!』


みたいなことを言われた気がする。



26歳    12/23


毎日、連絡をとる中で、

『会いたいね』

と言われることが増えてきた。

なんとなく、交わしていた私。

会うのは、なんかまだ怖い。

自分のコンプレックスと、

まだどこかで男を信じていいのか分からない気持ち。

もちろん、『会いたい』と言ってもらえるのは嬉しいが…

なんでか、素直に嬉しい!だけじゃない気持ち。


年末、競馬の天皇賞の話を男がしていた。

『みおいちゃんが休みなら、一緒に近くの競馬場に行って、みたら楽しいのにね~!』と言われた。

あ、今もしかして誘われた?

でも、私はもちろん仕事なので、無理。

無理だね~って言ってた。


そんな、天皇賞当日の12/23。


たまたま私の会社の営業メンバーで、

馬券を買ってみるか⁉︎

と言う話になった。

営業メンバー全員参加していたので、

私も、全く競馬がわからないのに、

ノリで1000円部分だけ参加。

「これも勉強よ~!(笑)馬券、何を買うか、◯時までにみおいちゃん教えてね~!」と先輩営業マンから。


【わ!ホントわかんない】

そう思ったとき、男が競馬の話をしてたことを思い出して、

【聞いて見よう!】

と思った。

電話をしてみた。

そしたら、『この馬狙ったらいいよ!』と教えてくれたので、

「わかった!」

と言って電話を切ろうとしたとき…


『あ、ねぇ!みおいちゃん!

俺も馬券買いたいから、建て替えててくれん⁉️5000円分だけ』


って言われた。


【え…?会ったこともないのに、

この人、私からお金借りるってこと?

それって普通?すごく当たり前みたいに言われたけど…

いや、普通じゃないよね?

なんか、モヤモヤする。

私がおかしいの?】


男は、『大丈夫!ちゃん返すから。

今日は祝日やけん、無理やけど、

平日に振り込むよ!だけんお願い‼️』
って、すごく当たり前に言ってきた。


【私がおかしいのかな…?】


と思いながらも、勢いに負けて


「わかった…」


と言って、建て替えることにした。

これでいいのかと思いつつ…。

この気持ちがいつまでも消えなかった。


結局、どの馬券誰の馬券も当たらなかった。

ホントに返してもらえるのか…という不安だけが残った日だった。

こんなお金の貸し借りって大人の世界じゃ当たり前なの???

そんな気持ちがグルグルの1日だった。



連絡を毎日とる中で、

彼氏がいるのか?、

どんな背格好なのか、聞かれたような気がする。

あ…それ聞かれるのイヤかも。

てか、言いたくない。

いい人かも…てか、向こうも少し私のことそう思ってくれてるのかな?

とか期待してしまってたけど、

私のことみたら、離れていきそう。


私は、顔や体型もコンプレックスがあったし、

「私は、そんなかわいいわけではないし、
太っているし…自分のことを見せるのは抵抗がある」と伝えた。

なんか、嫌われるなら早い方がいいや!


そしたら、
『俺だって、背が低いし、
かっこよくないよ、ほら…』って

自撮りした、写メがメールで送られてきた。


初めてみた、男の顔だった。

気持ち悪くて、ビックリして、すぐに携帯を閉じた。

とても、35歳には見えない顔だった…

うそやろ⁉️とてもじゃないけど、35歳に見えん❗️40代のおっさんやん‼️

わ…私もしかして、騙されてる?
すごい、いい人かも…って思ってきてたのに。
なんか、毎日連絡取るのに慣れてきてたけど、あの人は…ちょっと…


なんか、自分のこと分かってくれる人と離れるのは、寂しい気がするけど、

でも、あの人はおじさんにしか見えない
今のうちの方が、離れてもそんなに傷つかないかも…

まだ完璧に好きでもない、ここで連絡を絶った方がいいかもしれない!

と思って、自然と連絡を減らした。


男は気づいてたかもしれない…

連絡を減らしてたことを…。


でも、男はずっと連絡してきてた。

連絡が途絶えることはなかった。


私が結局、男からの電話に出たのかな…

ここは、あんまり思い出せない…


でも、

心のどこかに、

【いいのか…?この人大丈夫なのか?】

と思いながらも、

男の言葉に流されたんだと思う。


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正直に書いてるけど、書けてるかな?

まだ向き合えてないかな?

でもその頃の気持ち。