私の義歯の作り方をお伝えします。04-1 |               歯科界歯科医師を元気にする情報ブログ

私の義歯の作り方をお伝えします。04-1

こんにちは

私の義歯の作り方の続きをお知らせして行こうと思います。


本日午前中に印象についてお伝えしましたところ、ご質問のメッセージをい


ただきました。

内容は、印象材をアルギン酸印象材を使っていますが、ラバー系の印象材


を使わないのはどうしてかということでした。

私なりの考えでお答えしようと思います。

まず、アルギン酸印象材が、ラバー系の印象材に比べて材料が安価であ


るということです。

材料は安いにことたことはありません。

ただし、安いから精度が極端に悪いというのであれば問題ですが、使ってい


て支障がないのであればアルギン酸印象材で良いと思っています。

歯科ではいろいろな材料を使うのですが、自分で使い慣れている材料という


ものがあるはずです。

ここで大切だと思うのは、使い慣れているということになります。

私はアルギン酸印象材は使い慣れていますし、使う上でのコツも十分に心


得ていますので、ラバー系の印象材よりも上手く使えると思っています。

印象精度についてですが、ラバー系印象材の精度の方が精密であると思っ


ています。

ただし、歯、歯台、インプラントなどで許される範囲と、粘膜の印象の精度は


許容される範囲は、粘膜のほうが広く許されると思っています。

印象は、印象材の厚みが厚いほどに精度に影響が出ると思います。

例えば、精度が5%差があるとして、厚みが5mmであれば0.25mmの


差が出来てしまいますが、厚みが1mmであれば0.05mmになります。

精度を出来るだけよくするために、個人トレーを作り印象材の厚みを最小限


にしようとしています。

精密印象の二度めの印象では、厚みは1mm程度かそれ以下になるはず


ですので、もし精度が悪かったとしても克服できると思っています。

私がアルギン酸印象材を現在でも使っている一番の理由は、硬化時間に


あります。

硬化開始から硬化終了までの時間が、ラバー系印象材に比べて長いと


いうことが良いと思っています。

筋圧形成を行うことをやりやすいと思っています。

だんだんと、徐々に固まっていくのが良いと思っています。

それによって辺縁の形態を思い通りに印象を取ることが出来ると思ってい


ます。

私が歯科医師になったころには、シュールフレックスというラバー系の印象


材が市販されていました。

当時、義歯の専門の先生の中には、それを好んでいた先生がありました。

あるいは、水冷トレーを使って無圧で寒天を使って印象を採るとか、


辺縁の筋圧形成をコンパウンドを使って採るとか、ユージノール系の印象


材を使うとか、咬合採得と同時に咬座印象を行うなどさまざまな印象方法


がありますが、どれでも精度がよければ同じ結果になるのではないかと


思っています。


そのほかに印象材や印象方法はもっとあるとは思います。


私もいろいろな印象材、印象方法を使って試してみました。

それで行き着いたのがアルギン酸印象材を使った印象方法で、ご紹介し


た仕方です。

実際に使っているところを見ていただければ、コツをお伝えできると思って


います。



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