消費税という名の悪夢 その3

2020/08/23 03:26

 §2 政府与党がこのような前代未聞の大事件を引き起こすことになった原因についての私の考察

 まず、政府与党がこのような政治を利用して、自分達党の意見を通せるように、選挙に勝つために、このような犯罪に手を染める結果となっていることが、まず、挙げられると思う。

 このような、大々的な犯罪を起こす心理は、紛れもなく、共犯の心理に基づくものである。

 つまり、一人じゃないから、犯罪を犯しても大丈夫だろうという、心理状態が為せる犯罪である。

 そのため、共犯の罪の刑罰は、その反省を促すために、非常に重い刑罰になっているのだ。

 そして、今回のように、国が主導して、このような大々的な犯罪を、平気で行なっているのであるから、明らかに、関わった全ての人物に、日本の最高刑が適用される程の、非常に重い罪になることは間違い無いと思われる。

 戦後最大の大犯罪と呼ばれる可能性も否定できないほどの、大々的犯罪として、後の世にまで語り継がれるほどの重大犯罪となろう。

 そして、日本人として最も大切にしなければならない、日本国憲法という、国の最高法規の精神をも無視し続けてきた、今の政府与党の政権運営が、いかに愚かだったか、思い知るときがきっと来ることであろう。

 そのような理由が一つ。

 もう一つの理由は、国の政治に宗教が関与していることが挙げられる。

 紛れもなく、公明党という政党は創価学会という宗教団体が母体となっている宗教政党である。

 日本国憲法第20条第一項において、いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は、政治上の権力を行使してはならない。

 とあるにもかかわらず、自民党は公明党と連立政権を組むという政治的特権を与え、その行使までさせているのであるから、明らかに日本国憲法に違反する行為を行なっているのである。

 何故、このように宗教を政治に持ち込んではならないかといえば、過去の歴史において、宗教を政治に持ち込むと、今回のような大犯罪や、戦争を引き起こすことになってきたという過去における歴史があるからだ。

 そのために、日本国憲法においては、宗教団体が政治上の権力を行使することや、国及びその機関が宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならないと定められているのである。

 つまり、内閣も国の機関であるから、今の国の主導者が靖国神社に正式参拝するということは、憲法違反にあたる行為を平気で行なっていることになるのである。

 このような今の国の主導者や、政府与党の人間も、日本の最高法規である、日本国憲法を全く無視した行動を取り続けていることから、日本国憲法の悪改を目論み、それを実行に移そうという勢力を固めるために、このような大々的犯罪を起こしてしまったというのが、実情であろうと私は思う。

 しかし、このような日本国憲法の精神をまったくもって無視し続けるような姿勢を持つこと自体が、政治的道徳心に欠け、また、政治的な倫理観も全く持たないことにつながることは、国民の間にも、日本国憲法の精神を大切にすることが日本国民として、最も大切にしなければならない理念であることへの理解をもたらすことにつながると私は信じてやまない。