行政書士の受験勉強にはいろいろなやり方があると思います。私は、まず、択一式の一般知識の問題集から勉強を始めました。
 次に、行政法の条文を覚える大切さを感じたので、行政法全般にわたって、条文を覚えることを始めました。どの程度の条文の知識が必要かといえば、この条文は何法の第何条の第何項に書いてあるという事まで覚えておけば完璧だと思います。条文は六法をいつも持ち歩いて、いつでも条文を引けるようにしておき、条文を読み込みます。そして、条文の次は、条文の解釈や判例について学びます。その次に、法の解釈までやることです。

 次に民法です。民法は範囲が広く覚えるのも大変です。この場合も必修条文をきちんと覚えると共に、語句の解釈、条文の解釈、判例、法解釈までまんべんなく勉強します。

 次に、憲法です。憲法はある程度、条文については覚えている人が多いので、細かい数字に気をつけながら、条文を読み込み、覚えていきます。そして、条文の解釈、判例、法の解釈についても覚えておくといいでしょう。

 商法・会社法は条文自体はカタカナで書いてあるものが多く、覚えにくいため、条文を覚えることはしません。そのかわり、条文や法の解釈や判例中心に勉強します。
 
 以上が私の択一式問題の勉強方法です。

 次に記述式問題の勉強の仕方は、記述式の問題集を一冊まるまる、答えを見ながらやっていきます。
そして、最低二度は、問題を解いていけば実力がついてきます。

 多岐選択式の勉強方法は、テキストをよく読んでおくことだと思います。
 
 あとは、仕上げに模擬テストをやってみて、点数が取れなかったところをもう一度、勉強し直します。

 これが、私の今年の合格に向けての勉強方法です。

 皆さんの勉強方法はどのようなものでしょうか?