こんにちは、皆さん。今回の記事では、団塊ジュニア世代、つまり私たち50代がこれからどうやって稼いでいくべきか、具体的な方法を探っていきます。

私たちは「就職氷河期」と呼ばれる厳しい時代を通り抜け、正社員になることすら一筋縄ではいかなかった経験を持つ世代です。バブル崩壊後の不況やその後の景気回復に翻弄されつつ、ようやく安定を手に入れたと思ったら、今度はリーマンショックやコロナ禍など新たな危機が襲いかかってきました。そして、定年が見えてくるこのタイミングで、「これからどう稼いでいくか」という問いが私たちの前に立ちはだかっています。

では、これからの時代、私たち団塊ジュニア世代はどうやって収入を確保し、安定した生活を築いていけばいいのでしょうか。この記事では、正規の仕事、副業、そしてその他の収入源について考えていきたいと思います。


正規の仕事:キャリアの延長線上で稼ぐ

まず、正社員として働いている方にとって、最も現実的な収入源は今の仕事を継続することです。50代はキャリアの集大成とも言える時期で、多くの方がこれまでの経験やスキルを最大限に活かしているはずです。そのため、会社での役割を深めたり、昇進や昇給を目指すことは重要です。特に、これまで培ってきた専門知識や管理職としての経験を活かし、企業内での存在感を高めることで、安定した収入を維持できます。

しかし、定年が近づくにつれて「このまま会社で働き続けるだけでは不安だ」という声もよく耳にします。実際、年功序列や終身雇用制度が崩れつつある今、正社員の地位も以前ほど安泰ではありません。だからこそ、もう一歩踏み込んだキャリアプランが必要です。

最近では、企業側も「定年後再雇用」や「シニア社員向けの柔軟な勤務形態」を導入するケースが増えています。例えば、嘱託社員やパートタイムで働くことで、年金を補完しながら収入を得る道もあります。こうした選択肢を検討し、自分に合った働き方を模索することが大切です。


副業:新しい収入源を作る

次に、副業について考えましょう。私たちの世代にとって「副業」という言葉は少し新鮮かもしれませんが、最近では多くの企業が副業を許可し、個人が複数の収入源を持つことが一般的になってきました。副業は、現在の仕事に加えて新たな収入源を作り出す方法であり、老後の資金作りにも有効です。

では、どのような副業が私たち団塊ジュニア世代に向いているのでしょうか?いくつかの選択肢をご紹介します。

1. Webライティングやコンテンツ制作

団塊ジュニア世代は、人生経験が豊富です。これを活かして、ライティングやコンテンツ制作の仕事を始めるのも一つの手です。ブログやSNSで自分の知識や経験を発信し、それを収入に結びつけることができます。私自身、このブログを運営する中で、自分の経験や知識が多くの方に役立つことを実感しています。

また、クラウドソーシングサイトでは、ライティングや翻訳、デザインなど様々なスキルを活かした仕事が見つかります。自分のペースで働けるため、定年後のライフスタイルに合わせて副業を進めることが可能です。

2. オンラインビジネスやアフィリエイト

オンラインビジネスは、初期投資が少なく始められる点で魅力的です。特に、アフィリエイトやネットショップ運営は、場所や時間に縛られずに行えるため、50代でも無理なく取り組める副業です。アフィリエイトでは、自分のブログやSNSで商品やサービスを紹介し、それが購入されると報酬が発生します。

さらに、ハンドメイド商品や趣味で作ったものを販売するネットショップも人気です。自分の趣味をビジネスに転換することで、楽しみながら稼ぐことができるのが大きな魅力です。

3. シェアリングエコノミーの活用

最近注目されているのが、シェアリングエコノミーを活用した副業です。例えば、自宅の一部を貸し出す「民泊」や、使っていない車をシェアする「カーシェア」などがあります。こうしたサービスを利用することで、自分が普段使っていない資産を収入源に変えることができます。


その他の収入源:パッシブインカムを考える

副業や正規の仕事以外に、長期的に稼ぎ続けるために「パッシブインカム(不労所得)」を作ることも視野に入れておくべきです。パッシブインカムは、自分が働かなくても定期的に得られる収入のことで、代表的なものには投資や不動産収入があります。

投資を活用する

50代からの投資は、リスクとリターンのバランスをしっかり考えることが重要です。株式投資や投資信託を活用し、リスクを分散しながら堅実に資産を増やす方法を学びましょう。つみたてNISAやiDeCoのような税制優遇を受けられる制度も活用することで、将来に備えた資産運用が可能です。

また、最近ではソーシャルレンディングやクラウドファンディングを通じた投資も注目されています。こうした新しい投資手法に興味を持ち、少額から始めてみるのも良いでしょう。

不動産収入

不動産投資も、定年後に安定した収入を得るための有力な手段です。賃貸用の不動産を所有することで、毎月の家賃収入を得ることができるため、長期的な資産形成に役立ちます。ただし、初期投資が大きいため、慎重に計画を立てる必要があります。シニア向けの不動産投資セミナーや専門家のアドバイスを活用しながら、自分に合った物件を見つけることが大切です。


終わりに

団塊ジュニア世代として、私たちはこれまで数々の困難を乗り越えてきました。これからも自分自身の経験やスキルを活かし、新たな収入源を作り出すことが可能です。正規の仕事を続けるのも一つの選択肢ですが、副業やパッシブインカムを取り入れることで、より柔軟で安心できる将来設計を描くことができるでしょう。

次回の記事では、具体的に副業を始めるためのステップや、おすすめの副業アイデアについて深掘りしていきます。自分に合った方法で、無理なく始められる副業についてお話ししますので、ぜひご期待ください。

それでは、これからも一緒に、豊かな未来を築いていきましょう!