2023年の下半期に映画館で観た映画について一言

 

昨日のブログの続き。大晦日なので今年を振り返って、今年に映画館で観た映画について一言、感想をブログに書いてみる。

 

上半期に観た作品の記載漏れが2作品があったので、まずはその1本から。

 

早春物語

鑑賞日:2023/02/12

 

 

感想:初鑑賞が1985年。その際、知世ちゃんのキスシーンのショックを受けてしまい、今まで封印して観てなかったので、約38年の鑑賞となる。改めて、観たけどこの頃の知世ちゃんの可愛さ、いや、もう大人の綺麗さを相まって奇跡に近い容姿だ。当時はキスシーンばかりが気になってこの作品を集中して観れなかったけど、今回は集中して観たら、こんな綺麗な顔していたんだ…と今更ながら感動してしまった。知世ちゃんの主演している作品のなかで、世間的には評価が低いけど、もっと高くても良いと思うけどなぁ。この作品を観た週末、ロケ地である鎌倉に聖地巡礼してきた。

 

そして、2本目。

 

時をかける少女

鑑賞日:2023/02/25

 

 

感想:自分の人生を変えた作品。(この作品で好きな女性タイプも変わってしまったし)1983年に上映されたけど、観すぎて何回鑑賞したかわかない。この作品の感想をブログに書き始めたら2024年になりそうなぐらい書いてしまいそうなので、止めておこう。

 

それでは、改めて下半期に観た作品を書いていこう。

 

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

鑑賞日:2023/07/01

 

 

感想:この作品も「スターウォーズ」シリーズと同じくディズニー配給になった影響なのか、それとも監督が「スティーブン・スピルバーグ」でも「ジョージ・ルーカス」でもないのせいなのか?ちょっと期待外れ。作品としてギリギリ及第点だけど、なんか物足りなさを感じた。新三部作「スターウォーズ」と同様に比べるとワクワク感がない。80年代から観てきた「インディ・ジョーンズ」がこれでラストの作品だと思うと悲しいなぁ。

 

傷だらけの天使

鑑賞日:2023/07/09

 

 

感想:何気なく映画サイトをチェックしていたら、ちょい役だけど知世ちゃんが出演している「傷だらけの天使」(映画版)が上映されていたので、観に行った。この作品、高評価、それとも低評価なのか、自分にとって評価しがたい作品だったなぁ。トヨエツこと豊川悦司はいい味を出していたけど、相棒役の真木蔵人の演技が微妙で、豊川悦司との絡みがイマイチ。コメディー部分が活かしきれていない感があったから、微妙な評価になったのかもしれない。まぁ、ちょい役だったけど知世ちゃんが観れたら「良し」とするかな。

 

マッド・ハイジ

鑑賞日:2023/07/23

 

 

感想:気分転換におバカ映画を観ようと思ってこの作品を観てきたわけだけど、期待通りのおバカ映画。主要のキャラクター、ハイジ、オンジーお爺さん、クララ、ペーター(ペーターは冒頭15分で殺されたけど)が出演していて、色んな映画のパロディがあったりして、結構面白かった。(グロで、お下劣は苦手の人にはお勧めできないけど)

 

Concert for George

鑑賞日:2023/08/05

 

 

感想:ビートルズのメンバー、ジョージハリソンが2001年11月29日死去し、1周忌の2002年11月29日、クラプトンが中心となって、英国のアルバートホールで開催された追憶コンサート。自分はジョージハリソン&クラプトンのファンなので、この作品を観て、感動しまくりだった。ジョージの曲を色んなミュージシャンがカバーするだけでなく、ジョージが生前好きだった英国のコメディーグループ「モンティ・パイソン」のコントがあったり(なんと、トム・ハンクスが特別出演していた)、ジョージのシタールの師であったラヴィ・シャンカルとその娘によるインド音楽の演奏など、作品のタイトル通り、ジョージのためのコンサートだった。自分が感動したところは、ふたつあって、一つ目はクラプトン演奏の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(While My Guitar Gently Weeps)。この曲は、ビートルズ時代のジョージ曲でギターはクラプトン演奏で有名な曲だけど、このギターソロがアルバムに収録された時とほぼ同じで、通常のコンサートではアレンジを変えてギターのソロ演奏するクラプトンには珍しく、ジョージへのリスペクトが感じられた。二つ目の感動ポイントは、ポールマッカートニーによる「サムシング」(Something)と「オール・シングス・マスト・パス」(All Things Must Pass)の演奏だ。サムシングは、ビートルズ時代の曲で自分がジョージ、いやビートルズの曲で一番好きな曲でこの曲をウクレレで歌うポール君にも感動したけど、ビートルズ解散後にジョージの最初のソロアルバムに収録されている「オール・シングス・マスト・パス」をポール君が歌うことに驚いた。バンド解散直前&直後のポール君とジョージの関係はあまり良くなく、お互い距離を取っていたけど、その当時の曲を歌うとは…。ポール君も歳を取り、大人になってジョージのミュージシャンとしての才能を認めたのだろうなぁと思わせる演奏だった。長い感想になったけど、今年観たコンサート映画でベストNo.1だったなぁ。

 

ミッション・インポッシブル デッドレコニング Part One

鑑賞日:2023/08/13

 

 

感想:ストーリーは、最近、流行り?のコンピューターAIが自我を持って、世界征服しようという内容で、OpenAIの影響だろう。自我を持ったAIとトムクルーズ演じるエージェントチームが阻止するという感じで、来年に公開されるPart Twoで完結するらしい。アクションは凄いと思ったけど、上演時間が163分と長く、正直間延びした印象を受けた。後、悪役がハッキリしなく、わかりにくい点もマイナスポイントだった。Part Twoを映画館で観るのが、ちょっと微妙になった作品。

 

ジョン・ウィック:コンセクエンス

鑑賞日:2023/09/23

 

 

感想:この作品も「ミッション・インポッシブル デッドレコニング Part One」と同じく3時間近くあり、ザコキャラとのアクションシーンが退屈で長く感じた。アクションシーンが売り作品なので、アクションシーンが長くなるのは、仕方がないかもしれないけど、飽きさせないアクションシーンが欲しかったところだった。ジョン・ウィック4部作を全て観たけど、一番最初の作品が一番面白かったなぁ。

 

ビッグ・ウェンズデー

鑑賞日:2023/10/01

 

 

感想:今年の夏、近場の海まで出掛けて海を見るのが、マイブームになっていたので、名作と呼ばれている若者とサーフィンをテーマにした「ビッグ・ウェンズデー」が上映されることを知り、映画館まで観に行った。この作品、良いことは良いのだけど、やっぱりこの手の作品だったら、自分は「ジョージルーカス」の「アメリカン・グラフティ」が好きかなぁ。

 

イコライザー THE FINAL

鑑賞日:2023/10/08

 

 

感想:この作品は、シリーズ3作品目。1,  2をアマプラで観て非常に面白かったので、映画館まで観に行った。主演の「デンゼル・ワシントン」がいい味を出して、良かった。タイトルがFINALなので、このシリーズが最後なのかなぁ。アメリカ版「必殺仕掛人」シリーズみたいで好きな作品なので、続編があることのを期待している。

 

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク

鑑賞日:2023/11/03

 

 

感想:彼女のアルバムは、Tapestry (1971)、 Music (1971)、Rhymes and Reasons (1972)とCity Streets (1989)の4枚しかもっていないのだが、このライブ映画は、1973年5月26日にニューヨークのセントラルパーク内で開催された映像で、ほぼ知っている曲ばかりで楽しめた。ピアノを演奏する彼女のライブに感動しまくりだったし、歌詞の字幕入りなので、歌詞の内容にも感動してしまくりだった。そして、この作品を観て、今まで以上に彼女のファンになった。

 

アメリ

鑑賞日:2023/11/19

 

 

感想:この作品の初上演は2001年。リアルタイムで都内のミニシアターで観て、非常に感動してしまい、DVDも購入してしまったぐらい好きな作品である。自分、恋愛映画は苦手な男ではあるが、この作品のような現実離れした恋愛映画は好きで、ラストのキスシーンも良かったなぁ。主人公アメリを演じた女優、オドレイ・トトゥが可愛いし、自分の好きな女優「原田知世ちゃん」とはタイプとは違うけど、アメリみたいな女性は、理想の女性なタイプだなぁ。

 

エクソシスト 信じる者

2023/12/03

 

 

感想:1973年に「エクソシスト」が公開され、ヒットしたので「エクソシスト2」、「エクソシスト3」、「エクソシスト-ビギニング」などの続編が公開された。最初の「エクソシスト」ファンの自分は、その度に続編の内容にガッカリしたけど、今回は違うだろうと楽しみにしていたけど、今回も残念な結果だった。1作目は、ただ怖がらせるだけでなく、人の罪を深く掘り下げて考えさせられる作品だったのに、今回は何もかも中途半端な作品で自分の心に響かなかった。本作品は、「エクソシスト」の正統続編ということだったので、かなり期待したのになぁ。

 

ゴジラ-1.0

鑑賞日:2023/12/09

 

 

感想:低予算(ハリウッド映画に比べてね)の割には、SFXは良くできていて、主人公の「神木隆之介」君の熱演も良かったし、ヒロイン役の「浜辺美波」ちゃんも可愛く、わきを固める役者人の演技も良かった。ストーリーは、ちょっとご都合主義な展開で気にはなったけど、ほろっと泣けるシーンもあったりして、最後はハッピーエンドで海外で評価が高い理由がわかった。しかし、これは、あくまでも個人的な意見だけど、何か物足りなかったなぁ。同じゴジラシリーズで「シン・ゴジラ」とは、全く違う作風だけど、自分的には、「ワクワク感」や「ドキドキ感」があった「シン・ゴジラ」の好きだなぁ。

 

宇宙戦艦ヤマト

鑑賞日:2023/12/16

 

 

感想:アニメ創成期からリアルタイムでアニメをTV、映画などを観てきた世代なので、勿論「宇宙戦艦ヤマト」シリーズは(実写版を覗いて)子供頃のから観て育ってきた。当時、この作品を映画館でリアルタイムで観た時はかなり感動したけど、今観ると作品のことよりも当時、一緒に映画館に行った仲の良かった小学生の時の友人や放課後に校庭で遊んだこと想いだし、ノスタルジックな気持ちになってしまった。4Kでリニューアルされているので、映像が綺麗だった。ベタなストーリー展開だけど、大人もアニメを観るきっかけになったアニメ作品なので、現代のアニメファンにお勧めしたい作品。

 

ビリージョエル ライヴ・アット・シェイ・スタジアム

鑑賞日:2023/12/30

 

 

感想:昨日観てきたばかりのライヴ映画。ビリージョエルの来日コンサート記念の限定上映で12/28, 29だと思っていたら、12/30も延長上映されていたので、慌ててネット予約した。上映時間が約2時間30分と長く、ちょっと中だるみ館はあったけど、ラスト近くでポール君が主演した時は、ちょっと興奮してしまった。コンサート開場であるニューヨーク・メッツの本拠地であったジェイ・スタジアムは、ビートルズの1965年にアメリカ来日でコンサートした記念すべきスタジアムで約35年振りの会場である。この映画を観たら来年(2024/1/24)のビリージョエルのライヴに行きたくなったなぁ。

 

ということで、2023年の観た作品を27作品についてブログに一言を書いてみた。来年は今年以上に映画館で映画を観にいきたいなぁ。後、来年こそは、「時をかける少女」のロケ地である尾道/竹原に行くぞ。

 

それでは、来年もよろしくお願いします。