齢80歳で 要介護4の母。この2か月は毎週訪問して母の様子を観察しています。

歩行、排泄、食事、ベッドに横にしたり起こしたり
励ましたり、昔話をしたり、筆談したり、、、先週と今週は 
毎日介護食を食べている母に 手作りの流動食を作って持参したり、、しながら
観察しています。

 

34年前から3人家族になりましたが機能不全家族になってしまい、、

そんな事にならなければ3人とも都内に住んでいるからもっと母をケアできたはず。

でも、本心はやってあげたい気持ちと「最後まで手がかかる人」だなという思いと両方あります。

 

「家は妹にあげたい」と言う母に、元々仲間外れにされてきた私が

何かしてあげないといけないのか?という気持ちは正直ある。

でもしてあげたい気持ちもある。だって本当に辛そう。


高齢者になれば病気にならなくても体は不自由になっていくのに

更に病気が進行して自分の体が思うように動かない。

生活するだけでも、トイレに行くだけでも一仕事。
34年間色々な事があったけど不仲な妹でさえ

「何十年も我慢しているのにね」と言った。

(言ってしまって直ぐに はっとしていましたね、妹的には口を滑らせた感じ。
だって何十年も我慢させられた事にあなたもされた事も含まれているから。
妹も私が苦しむが嬉しいのです。「私は姉より上よ。」と思いたい、、、
でもそれはこの家族3人の中でだけ通用する話な所が余計にイラつくんでしょうね)

辛いだろうなと思って、楽しみが少なくなってしまった母に演歌のテープや食事の差入れをしたくなる。
無償でしたくなる気持ちも沸いてきちゃう、毎週土曜日になると。
自分が後悔したくないからかもしれません。

白黒つけられない感情が渦巻いているのです。でも今もはっきり「毒母」って言える。
過去のエピソードを並べて本当に毒母だったのか振り返ってみたい。