昨日は、yogaとビラで体を絞りましたが、、、先生いわく
『継続しないと、直ぐに戻っちゃうのよね~・・・』との事。。
確かに!!!!
運動を始めると筋肉が付くぶん、サボるとその部分が脂肪になり
運動を始める前よりたるむ気がします。。
食事制限していないのでそうなります。。。
やっぱり、食事も大事なだ。。。お酒一滴も飲まなければ大丈夫かも?
☆2級での学習
『割引き』・『割戻し』・『期末商品の評価』
『期末商品の評価』は毎回第3問で決算整理事項の一つとして問われます。
【1】仕入割引・売上割引
<1>割引きとは
掛け取引を行ったさい、あらかじめ決められた決算期日前に掛け代金の決済が行われた場合、掛け代金の一部を免除する事がありこれを『割引き』という。
<2>割引きの処理
掛け代金の早期決済によって免除された金額は、掛け代金に含まれる利息相当額と考えられるので、仕入割引を受けたり、売上割引をしたときは、利息的な性格を有する勘定科目を用いて処理する。
☆仕入割引を受けたとき
仕入側が掛け代金の一部を仕入割引して貰ったときは、受取利息的な性格を有する仕入割引(収益)で処理する。
例1<仕入割引を受けたとき>
①商品100円を仕入れ、代金は掛けとした。なお、掛け代金の決済について「30日後に支払い。ただし、10日以内に支払うときは2%の代金を割引く」という条件がついている。
②①の割引適用期間内であったため、掛け代金100円について2%の割引きを受け、残額を現金で支払った。
①の仕訳
(借)仕入 100 (貸)買掛金 100
②の仕訳
(借)買掛金100 (貸)仕入割引 2
現 金 98
☆売上割引をしたとき
支払利息的な性格を有する売上割引(費用)で処理する
例2<売上割引をしたとき>
①商品100円を売り上げ、代金は掛けとした。なお、掛け代金の決済について「30日後に支払い。ただし10日以内に支払うときは2%の代金を割引く」という条件をつけている。
②①の割引適用期間内であったため、賭け代金100円について2%の割引を適用し、残額を現金で受け取った。
①の仕訳
(借) 売掛金 100 (貸) 売 上 100
②の仕訳
(借) 売上割引 2 (貸) 売掛金 100
現 金 98
<割戻しとは>
一定の期間に大量に商品を仕入れてくれた取り引き先に対してリベートとして代金の一部を還元する。
☆割戻しの処理
仕入割戻しを受けたり、売上割戻しをしたときは、仕入(費用)や売上(収益)を取り消す処理をする。
例3<仕入割戻しを受けたとき>
仕入先から10円の割戻しを受け、買掛金と相殺した。
(借)買掛金 10 (貸)仕入 10
例4<売上割戻しをしたとき>
得意先に対して10円の割戻しを適用し、売掛金と相殺した。
(借) 売上 10 (貸) 売掛金 10
【3】売上原価の算定と期末商品の評価
売上原価とは
売上原価とは、当期の売上高に対応する商品の原価をいいます。売上原価を算定する計算式および売上原価を算定するための決算整理仕訳は下記のとおり。
売上原価=期首商品棚卸高(期首在庫)+当期商品仕入高(仕入)-期末商品棚卸高(期末在庫)
☆決算整理仕訳☆
期首商品: (借)仕入 ××× (貸)繰越商品 ×××
期末商品: (借)繰越商品 ××× (貸) 仕入 ×××
棚卸減耗損の計上
会社は、決算において商品の棚卸しを行い、実地棚卸数量を把握。
実地棚卸し数量に対して、帳簿上の在庫量を帳簿棚卸数量といいますが、商品の保管や運搬、入出庫の際に紛失等により数量が減少し、帳簿棚卸数量よりも実地棚卸数量が少ないことがある。このことを棚卸減耗という。 棚卸減耗が生じたときは、減耗した商品の金額を棚卸減耗損(費用)として処理するとともに、繰越商品(資産)を減額します。
※「棚卸減耗損」ではなく、「棚卸減耗費」という勘定科目で処理することもある。
☆棚卸減耗損を算定する計算式は次のとおりです。
棚卸減耗=@原価×(帳簿棚卸数量-実地棚卸数量)
☆商品評価損の計上
商品の期末時価(正味売却価額)が原価を下回った場合、商品の帳簿価額の切り下げを行わなければなりません。この場合の帳簿価額の切下げ額を商品評価損という。
商品評価損が生じたときは、価値の下落額を商品評価損(費用)として処理するとともに、繰越商品(資産)を減額します。
商品評価損=(@原価-@時価)×実地棚卸数量
①期末商品棚卸高 | ||||||
原価 | ③商品評価損 | ②棚卸減耗損 | ||||
時価 | ④貸借対照表の「商品」 | |||||
実地数量 | 帳簿数量 | |||||
①期末商品棚卸高: @原価×帳簿数量 | ||||||
②棚卸減耗損: @原価×(帳簿数量-実地数量) | ||||||
③商品評価損: (@原価-@時価)×実地数量 | ||||||
④貸借対照表の商品:@時価×実地数量 |
例5<棚卸減耗損と商品評価損の計算>
決算日、期首商品棚卸高は100円、期末商品棚卸高に関する資料は以下の通り。
期末商品棚卸高、棚卸減耗損、商品評価損を計算しなさい。
帳簿棚卸高 : 数量 20個 原価@ 10円
実地棚卸高 : 数量 18個 原価@ 7円
期末商品棚卸高・・・200円
棚卸減耗損・・・・ 20円
商品評価損・・・・ 54円
☆精算表の記入
損益計算書上、棚卸減耗損は売上原価または販売費一般管理費に表示します。
また、商品評価損は通常、売上原価に表示します。
そのため、棚卸減耗損や商品評価損を売上原価に表示する場合、精算表上はいったん計上した棚卸減耗損や商品評価損を仕入勘定に振り替えることになります。
ただし、試験では「棚卸減耗損や商品評価損は、精算表上、独立の科目として表示する」と指示がつくことがあります。この指示がついた場合には、仕入勘定への振り替えは不要です。
(借)棚卸減耗損 20 (貸)仕 入 20
(借)商品評価損 54 (貸)仕 入 54
例6<精算表の記入①>
決算において、売上原価を算定する。期首商品棚卸高は100円、期末商品棚卸高は200円、棚卸減耗損は20円、商品評価損は54円であり、売上原価は「仕入」の行で算定する。なお、棚卸減耗損および商品評価損は売上原価に含める。
(借)仕 入 100 (貸)繰越商品 100
繰越商品 200 仕 入 200
(借)棚卸減耗損 20 (貸)繰越商品 20
仕 入 20 棚卸減耗 20
(借)商品評価損 54 (貸)繰越商品 54
仕 入 54 商品評価損 54
例7<精算表の記入②>
決算において、売上原価を算定する。期首商品棚卸高は100円、期末商品棚卸高は200円、棚卸減耗損は20円、商品評価損は54円であり、売上原価は「仕入」の行で算定する。なお、棚卸減耗損および商品評価損は、精算表上、独立の科目として表示する。
(借)仕入 100 (貸) 繰越商品 100
(借)棚卸減耗損 20 (貸) 繰越商品 20
(借)商品評価損 54 (貸) 繰越商品 54
【4】商品の払出単価の計算
同じ商品でも仕入先や仕入時期によって仕入単価が異なるため、商品を売り上げた(払い出した)ときに、どの単価(払出単価)をつけるのかが問題となります。
商品の払出単価の計算方法には、先入先出法、移動平均法、総平均法がある。
☆総平均法
一定期間における平均単価を計算し、この平均単価を払出単価とする方法。
平均単価 | = | 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 | |
期首在庫 + 当期商品仕入数量 |
※平均単価の計算方法は、移動平均法と同じです。平均単価を計算するタイミングが商品の受け入れのつどか、一定期間ごとかが異なるだけ。
例8<総平均法>
次の資料にもとづき、総平均法により当月の売上原価を計算しなさい。
前月繰越 20個 @100円
当月仕入 40個 @130円
当月売上 30個 @400円(売価)
(20×100+40×130)÷60 × 30 =3600
☆基本問題☆一般商品売買
問1 仕入割引・売上割引
〔勘定科目: 現金、売掛金、買掛金、仕入、売上割引、売上、仕入割引〕
(1)商品20.000円を仕入、代金は掛けとした。なお、掛け代金の決済について「30日後に支払い。ただし10日以内に支払うときは2%の代金を割引く」という条件がついている。
(借) 仕入20.000 (貸)買掛金 20.000
(2)(1)の割引適用期間内であったため、2%の割引きを受け、残額を現金で支払った。
(借)買掛金 20.000 (貸)仕入割引 400
現 金 19.600
(3)商品60,000円を売り上げ、代金は掛けとした。なお、掛け代金の決済について「20日後に支払い。ただし7日以内に支払うときは1.5%の代金を割り引く」という条件を付けている。
(借) 売掛金 60.000 (貸) 売掛金 60.000
(4)(3)の割引適用期間内であったため、掛け代金の1.5%の割引きを適用し、残額を現金で受け取った。
(借)売上割引 900 (貸)売掛金 60.000
現 金 59.100
問2 仕入割戻し・売上割戻し
〔勘定科目:売掛金、買掛金、仕入、売上〕
(1)仕入先から500円の割戻しを受け、買掛金と相殺した。
(借)買掛金 500 (貸) 仕 入 500
(2)得意先に対して800円の割戻しを適用し、売掛金と相殺した。
(借)売 上 800 (貸) 売掛金 800