何事もまず、自分を知ることから
いろいろなことが、うまくいくもいかないも、自分というものが定まっていないと
何も解決にはなりません。
自分はどういう人間なのか。
自分はどういった性格で、どういった特徴があるのか。
長所と短所はどんなものか。
人から見た自分はどんな人物なのか。
自分が望む人生とはどんなものなのか。
このような「自分軸」がしっかりしていないと、何もかもが不安定になるし、着地点がないので
いつも落ち着かない状態になってしまいます。
自身を客観的に見れるようになると、これまで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
大切なのは、「客観的に」見る事です。
「自分にそんな特徴はあるはずがない」など、決めつけて見るのではなく、
いいことも悪いこともとにかくフラットに。
自分っていう人間はどんな人なんだろう?
と興味をっもってあげてください。
嫌な面ばかりが見えても、その分いい面もちゃんとあります。
いい面は伸ばして、よくない面はすこしずつ直していけばいいのです。
自分との付き合いも、人間関係です。
もちろん、社会生活を送るうえで、他人との共存、バランスはとても大事です。
自分のことばかり見て、他人を見ない、では本末転倒。
以前にもここでお話した、「適度」なバランスが大事なのです。
悩みを抱える人、うまくいかないと嘆いている人の大半は、「自分軸」ではなく「他人軸」で生きている方が多いのです。
「他人軸」で生きると、物事の基準が「他人」になるので、何をしても満足はしないし、全て「人のせい」と感じてしまいます。
どんな人生を歩むのかは自分次第。
他人や周りはあくまでの自分にとっての「景色」です。
「自分軸」で生きることができたとき、他人を受け入れる余裕が生まれます。
不用意に争うことも、憤りを感じることもなくなっていきます。
「自分軸」を立てることは、海賊旗を掲げるのと同じ。
覚悟を決めて、人生の冒険を楽しむ決意の表れです。
人生設計は楽しいものです。
楽しい気持ちで、自分という人間と、向き合ってみてくださいね。