幸せな人生を送るために、内観をおすすめしています。

 

内観とは、自分で自分を顧みる、ということです。

 

冷静な目で自分自身を見つめ、起きていること全てを一旦受け止める作業です。

 

悩んでいる時や、行き詰っていると感じている時などは、特におすすめですが、

普段から自分自身を振り返るためにも、日常的に行うことをおすすめします。

 

内観することで、自分自身を深く知ることができます。

自分を深く知る、ということは、自分の素材を最大限生かせる、ということにもなります。

 

また、悩んでいる時などに内観することで、問題解決の糸口が見つかることも。

 

内観の方法としては多々ありますが、ますはその日起きたこと、あるいはフォーカスしたい事柄を

「ありのまま」見つめて、受け止めます。

 

この時、感情は端に追いやっておいてください。

感情が入ると、ありのまま受け止めることや、客観的に判断することが難しくなります。

 

第三者の目線からみることが、とても有効になります。

 

客観的に観察をして、「今回のこの言動はよくなかったな」

と感じることがあれば、次に生かすことを考えましょう。

 

間違っても

「だから自分はダメなんだ」

と悲観的にならないようにしましょう。

 

とんでもない言動をしてしまったのなら、

「なぜそういう言動が必要だったのか」

を自分に問いかけてください。

 

 

 

 

きっと根底には

「わかってほしい」

「嫌な気分にさせないでほしい」

「ないがしろにしないでほしい」

「もっと愛してほしい」

そういった感情があるはずです。

 

周りの人たちは、例え家族であっても

自分とは違う「他人」ですから、

自分が思ったとおりの言動はしてくれません。

 

たとえ、自分にとってはとてつもなく傷つけるような言動であっても、

大した事ではない、ととらえる人もいるのです。

 

相手がどんな真意でその言動をしたのか。

自分はどんな感情でその言動をしたのか。

 

深く観察することで、表面上ではわからない、

「奥底にあるほんとうの気持ち」

に気付くことができるのです。

 

そこにたどり着くことができれば、ただやみくもに

悲しんだり怒ったりするのではなく、

 

どうすれば相手に気持ちが伝わるか

どうとらえれば相手にふり回されずに済むのか

次に同じことが起きたとき、どう行動すればいいのか

 

こういったことが見えてきます。

 

 

何か問題が起きたときにいきなり、

「内観しよう!」と思っても、感情もぐちゃぐちゃになってしまっている時などは

冷静に内観はできません。

 

普段のなんでもない時から、

「今日の自分はどうだったかな」

と振り返るくせをつけていくと、

いざという時、冷静に対処できるようになります。

 

時間はほんの数分でいのです。

 

考え出すと止まらなくて、困る!

となってしまったときは、一度落ち着いてください。

感情が先走っている証拠です。

 

あくまで「冷静に」みることを心がけましょう。

 

感情のコントロールはなかなか難しいものです。

何度も繰り返して、自分なりに落ち着く方法を見つけていってください。

 

「自分で問題が解決できる」という成功体験が増えてくと、

自信にもつながります。

 

せひ、「内観」をして人生の波をうまく乗りこなしてくださいね!