1989年7月31日ー凱旋門の歴史ー | LETTER

1989年7月31日ー凱旋門の歴史ー

またもや、パリの凱旋門。

完成除幕式が行われたのは1836年の7月29日

のことだった。


ローマ帝国の再現を夢見て、建設を命じたナポレオンは、

すでに死亡。4年後に、セント・ヘレナ島から送り返された

遺体が、ようやく、その下をくぐった。

最も盛大だったのが、「ああ無情」などを書いた

ビクトル・ユゴーの葬儀のとき。

遺体は数十万の人々に送られて、凱旋門の下を

くぐったという。

1920年には、第一次世界大戦で戦死した無名戦士が

葬られた。

1923年、そこに永遠の火がともった。

完成してから153年 フランスの歴史が凱旋門の下を

くぐり、通り過ぎて行ったのだ。


新しくできたアルシュとともに、二つの門が、これから

複眼でフランスを見守る。


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