1989年7月18日ー明治の初めの夏の時候のあいさつ語ー | LETTER

1989年7月18日ー明治の初めの夏の時候のあいさつ語ー

梅雨明けが遅れ、夏の歩みがたどたどしい。

だが、初夏から盛夏にかけて、この季節の

移り変わりは、バラエティに富む。


清和(5月のすがすがしさのこと)の候

薄暑(すこし暑くなること)

梅月(つゆどき)

黄梅の時節、塾梅の天気(いずれも、梅雨の後半を指す)

出梅、断梅(梅雨明け)

亢陽(こうよう)(きびしいひでり)

溽暑(じょくしょ)(蒸し蒸しと暑いこと)


以上は、明治の初め、手紙文のテキストに出てきた、

夏の時候のあいさつ語だ。


何とも、細かく、書き分けたものだと思う。

日本語も豊富だったし、季節も細かく変わった。

いまは、さしずめ「塾梅の候」といったところか。

「出梅」は近い。



2011年7月

今年は、既に梅雨は明け

溽暑といったところ。