1989年6月17日ー化石の宝庫ー | LETTER

1989年6月17日ー化石の宝庫ー

東京の奥多摩と埼玉の秩父にかけては、よく「化石の宝庫」

といわれる。

それも何百万年以上の動物のものが多い。

東京の平野部といっても、武蔵野台地とか日比谷から

東の江東低地部などは、沖積層とか洪積層とかいう、

海の潮によって打ち寄せられた土、砂、石、あるいは、

川がはこんできた土砂が積み重なって土屑でできている。


だから、化石類は、ほとんど500㍍から3000㍍の下に

うずもれている。


しかし、奥多摩などは、何千万年前の陸地が、山となって、

そのまま残っている。それが化石の多い理由だ。


最近も、五日市町の秋川渓谷で2000万年前の

海獣化石がみつかった。

「パレオパラドキシア」

「パレオ」は「古代の」、「パラドキシア」は「奇妙な」。

あのパラドックスの語源でもある。

人間が出てきたのは200万年前。

それの10倍もむかしの化石がでてくるなんて、

まだ地球も若い。