1989年6月10日ー梅雨入り宣言ー
気象庁は9日、東京にも「梅雨入り」を宣言した。
本当に、長い「前ぶれ」だった。
5月に1ミリ異常の雨が降った日は17日。
昭和38年の18日に続く、至上2番目の記録だそうだ。
この前も書いたように、梅雨は北の冷たいオホーツク高気圧
と南からの暖かい小笠原高気圧との接点が、
日本の上空にへばりついて前線となったものだ。
それが1月も早く、日本上空をうろうろしたためらしい。
この梅雨 前線に似た現象はインドから東南アジア
中国にもある。
これらの地方が米の国なのもそのためだ。
梅雨の長雨が、イネの苗を成長させるのに絶好だからだ。
この地方は大昔、ほうってほいても稲穂があちこちで
波打っていたにちがいない。
しかし、今、日本の米の値段はもっとも高い。
そして雨だけが降る。