1989年4月24日ー地球と小惑星のニアミスー
航空機の操縦士が、最も恐れている“事故”の
一つに「ニアミス」というのがある。
「ニア」とは「NEAR」。
「近い」という意味で、「ニアミス」とは、
航空機同士が、いまにも衝突せんばかりに
接近するミスのことをいう。
無数の星が浮遊し、飛び交う宇宙でも、
この「ニアミス」が始終おこっている。
先月23日にも、実は地球から80万キロ
離れたところを、小惑星が音もなく
通り過ぎていたことがわかった。
地球と月との距離の2倍以上離れているが、
宇宙的感覚では危機一髪の状態だったそうだ。
小惑星も地球も、決まった軌道を走っているわけだから、
ミスというのもおかしいかも知れない。
しかし天文学者が知らなかったのだから、
小惑星からみたら地球のミスだ。
もし衝突していたら水爆2万個分の破壊力があり、
大都市一つが消えていた。