1989年4月20日ードイツの宣伝のために利用されたベルリンオリンピックー
第11回オリンピックは、昭和11年(1936年)、
ドイツのベルリンで開催された。
あの前畑秀子が日本女性として、水泳の平泳ぎ
200㍍で金メダルをとった、あのオリンピックだ。
このオリンピックは、様々な新機軸を出した。
聖火リレーが始まったのも、このときから。
そのなかでも、世界中を驚かしたのは、
記録映画のすばらしさだった。
2年後の4月20日、公開された。
陸上競技の部が「民族の祭典」、水上競技が
「美の祭典」。それ以後、オリンピックごとに
各国が競って記録映画を作るようになった。
けれども、このオリンピックも、この記録映画も、
当時から反対意見が強かった。
そのころドイツを支配していたのがヒトラーのナチ党だった。
だから、どちらもドイツの宣伝のために使われたというわけだ。
事実、映画公開の年、ドイツはオーストリアを侵略した。
映画を作った監督(女性)は戦後、追放されている。