1988年4月19日ー花吸いー | LETTER

1988年4月19日ー花吸いー

そろそろ、花の季節。

昆虫たちが、蜜を求めて、花から花へと、

飛びまわることだろう。

この蜜を吸うには、昆虫だけではない。

小鳥の中にも、とても、上手なのがいる。

メジロ、ヒヨドリなどだ。

いま、サクラ並木を渡り、盛んに蜜を吸っている。

この鳥のクチバシは、花を吸うのに、

適した形をしているらしい。

地方によっては、これらの鳥を「花吸い」と

呼んでいるそうだ。


ところが最近、スズメやシジュウガラまで

蜜を吸いだした。

けれども、クチバシの形が違うので、

花を食いちぎって、ガクごと、蜜を食べてしまう。

花が無残な様で落ちていることがあるが、

そのためらしい。

大雪などで食べる物がなくなり、花を食べ始めたのだ。

人間もひもじいと何を食べるかわからないものね。