1988年4月14日ーユーゴスラビア・アフガニスタンの雪の感じ方ー | LETTER

1988年4月14日ーユーゴスラビア・アフガニスタンの雪の感じ方ー

「鷲のように飛んできて、皇帝のように落ちてきて、

犬のように、みじめな死に方をする」


「矢のように来て、王様のように座り、乞食(こじき)の

ように追い出される」


どちらも「なぞなぞ」。

じゃあ、何のことを言っているのだろう。

雪が突然やってきて、猛威をふるい、そして、

溶けて行く様をいったものだ。


前の方はユーゴスラビア、後の方は

アフガニスタンのもの。


それぞれの国特有の雪に対する感じ方が

あって面白いが、雪の積もった姿を皇帝や

王様、そして、泥にまみれて消える寸前の雪を、

みじめに見ているところは同じだ。


いま、北国の川は水かさが増して冷たい。

みじめな雪が溶けて流れ始めたからだ。

川の水になってしまうと美しい。

なぞなぞも、そこまでは表現していないね。

雪がかわいそうだと思う。