1989年3月5日ーきさらぎの語源ー | LETTER

1989年3月5日ーきさらぎの語源ー

「啓蟄(けいちつ)」

暖かさに誘われて、冬眠中の虫が、土の中から、

出てくるころになってきた。

ただし、ことしは、すでに、顔を出し、狂った気候に、

震えたり、汗を出したりしているころだろう。

桜も、例年より1週間以上早く咲き、うっかりすると、

4月の入学式のころには、散ってしまうかもしれない。


2月の別名は「きさらぎ」。これは、いまの暦の

3月にあたる。旧暦の2月1日は、ことしは3月8日だ。

「きさらぎ」は普通、「衣更着」と書き、

春が来たので、服を着替える月だといわれる。

しかしこのほかにも「気更来」「木栄月(きさかえつき)」

など、語源には14の説があるそうだ。

いずれにしても、人の気持ちを、自然の草木も

新たに生き生きする月だ。