1989年1月6日ーミュージカル「夢から醒めた夢」 | LETTER

1989年1月6日ーミュージカル「夢から醒めた夢」

「夢から醒めた夢」

途中で眠り込んで、夢でも、見てしまうかと思ったけれど、

最初に、ちょっと、うとっとしただけで、あとは、最後まで、

劇にひきずられて、見てしまった。

正直のところ、原作から、すべて“日本人製”の

ミュージカルは初めてだった。


「キャッツ」も「ウェストサイド物語」も「オペラ座の怪人」も、

どれもこれも、アメリカやイギリスで大当たりしたものを、

まねしたものばかりだった。


それでも「キャッツ」を見たときは、日本人でも、

ものまねとはいえ、ここまで見られるミュージカルを

やれるようになったのかと、驚いたものだった。

それが、今度は、全部“日本製”。

ほとんど、居眠りもせず、見られたんだから、

本当に日本のミュージカルを見直した。


「夢から醒めた」気持ちだよ。


2010年1月6日

小学生・中学生までは、父の仕事関係で

劇団四季をよく見に行った。

本場のミュージカルをみたことはなかったが、

劇団四季のミュージカルにすっかり魅了されていた。

「夢から醒めた夢」は、その後、小学校だったか中学校だったか

記憶があいまいだが、学校で特別上演され、

既に歌を覚えていた私は、得意げだった覚えがある。


それから十数年後、父とイギリスで

「オペラ座の怪人」、「ミス・サイゴン」を見た。


イギリスでミュージカルをみて思った。

劇場に漂っている空気が違うと。

もちろん、劇場そのものの歴史が違うのは、

いうまでもない。

でも、観客も違うのだ。

後から来た人が奥の席にとこうとすると、

既に、席がすわっている人たちは、必ず席を立って

後から来た人が、通りやすくする。

足だけよける日本人とは、雲泥の差だ。

ミュージカルは、開演前の空気も大事。

この頃は、ミュージカルとご無沙汰なので、

今はどうなっているのだろう!?