1988年10月29日ー「ヘソ天」「空見ず」は「晴天間違いなし」 | LETTER

1988年10月29日ー「ヘソ天」「空見ず」は「晴天間違いなし」

秋らしい、さわやかな天気が続いている。

大きな移動性高気圧が、日本を覆っているからだ。

こういう、天気のことを「へそ天」と呼ぶことは、

確か、前に書いたような気がする。

ヘソを出して、寝そべったままでも、確信を持って、

「きょうは晴天」と予報できるので、このようにいわれる。

島根県の大社(たいしゃ)町では、同じように

「晴天間違いなし」の天気のことを、こういうのだそうだ。

「空見ず」

雨が降るかどうか、わざわざ空を見上げて

確かめる必要がないからだという。

山陰や北陸地方では

「弁当忘れても、傘忘れるな」と、よくいう。

それほどに天気が変わりやすい。

だから、かえって「空見ず」のような言葉が生まれ、

そんな天気を貴重がられた。


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