1988年9月13日ーマシュマロの先祖ー | LETTER

1988年9月13日ーマシュマロの先祖ー

お菓子の名前が、どうしてできたのか、

を調べると、ときどき、思いがけない“先祖”にたどりつく。


マシュマロも、その一つだ。


これは、もともと、植物の名前だった。

マーシュはMARSH。

沼地のこと。

マロはMALLOW。

葵(あおい)という名の植物の一種だ。

つまり「沼地に生える葵」。

葉の手触りがビロードのようなので、

日本名で「ビロードアオイ」という。


むかしの人は、この根をつぶして、

ドロドロにし、卵白や砂糖と混ぜ合わせて、

いわゆるマシュマロをつくった。

薬にもなり、セキやタンをおさえ、

胃の荒れもなおしたという。


いまは、ゼラチンで作る。

だから、薬になるかどうかは「?」。