1988年7月11日ールソーが説く国家とはー | LETTER

1988年7月11日ールソーが説く国家とはー

国、あるいは国家とは、いったい、何だろうか。

紀元前400年ごろのギリシャの哲学者プラトン

(大きくなると、この人名はしばしばでてくる)以来、

多くの賢人たちが取り組んできたテーマである。


その一つ―

「土地に囲いをし〝これはオレのものだ"と宣言することを思いつき、

またそれを、そのまま信ずる、ごく単純な人がいることを

最初に見出したものが〝国家”の真の建設者」

18世紀のフランスの思想家が「人間不平等起源論」に出てくる言葉だ。

その思想家の名はルソー。


彼の書いた「民約論」は人間の自由と平等を論じた最初の本。

フランス革命の理論的根拠となり、明治時代の日本の若者の

心をひきつけた。

1778年7月2日に死す。66歳。