1988年5月15日ー暗殺「五・一五事件」ー | LETTER

1988年5月15日ー暗殺「五・一五事件」ー

「暗殺(あんさつ)」

辞書によると「ひそかに、ねらって殺すこと」とある。だから、殺す相手は、だれでもよいのだけど、

普通は政治家や社会的な地位の高い者が、ねらわれて殺されることをいう。


昭和の初めは、日本も、暗殺の歴史だった。

昭和6年は、とくにはげしかった。

2月、3月と、つづいて前大蔵大臣井上準之助、三井という大会社の幹部、団琢磨が殺された。

そして、5月15日。犬養首相が首相官邸で海軍の将校らに射殺された。


その時、犬養首相がビストルを突き付けた犯人にいった、有名な言葉がある。

「話せば、わかる」

けれども、「問答無用」と殺された。

これを「五・一五事件」という。

日本は、これ以後、ますます軍国主義になる。