1988年5月12日ー天明の打ち壊しー | LETTER

1988年5月12日ー天明の打ち壊しー

「天明の飢きん(農作物ができなくて、多くの人が、飢え苦しむこと)」

小学校の日本歴史で習ったかしら。

天明2年(1782年)から6年間もつづいた大飢饉のことだ。

日本中の至るところで、洪水がおこったのを手始めに、

浅間山の噴火、天候不順が重なって、農作物がほとんど、とれなくなった。

特に東北地方でひどく、全国で数十万人が死んだといわれる。

なかには人を殺して食べるものまで、でてくるほどだった。

そして、ついに、「天明の打ち壊し」が始まった。

「打ち壊し」というのは、米屋や質屋や金持ちの家を壊して、米や金を奪うこと。

5月10日に大阪で発生した「打ち壊し」は12日になって全国に広がった。

20日には江戸に及び、1万軒の家が破壊された。

お父様のころ、学校では、このことは教えてくれなった。日本の恥だからだろう。